🇮🇹フィレンツェ_メディチ・リッカルディ宮殿
2024年7〜8月の旅の記録。
スタートはイタリア🇮🇹フィレンツェから。
※今回の旅のきっかけは、ローマで開催された卓球ワールドマスターズチャンピオンシップ。
宮殿大好き
どこの国に行っても思うことですが、宮殿てすごくないです?
あれって人の家ですよね?
生活の場なのに、スーパーゴージャスな美術品が当たり前みたいにおいてあって、建物ごと全部まるっとお宝。
こちらは非日常の世界に足を踏み入れた気持ちでいるのに、急に生活感感じる場面があったりして、面白いな〜って思うんですよね。
今から宮殿を作ろうったって、ほぼムリなのも良い。
皇居も、紫禁城も、トプカプも、バッキンガムも、ヴェルサイユも、シェーンブルンも、エカテリーナも、クレムリンも、あんなんもう作れないじゃん!(興奮)
飛行機のなかでそんなことを考えていたら、「宮殿にいかなければ!」となぞのパワーがみなぎり、フィレンツェに到着した翌朝、宮殿ハイ状態に。
予定ではヴェッキオ宮殿だけのつもりでいたのですけど、メディチ・リッカルディ宮殿にいくことにしました。
メディチ・リッカルディ宮殿
勇み足で訪れたメディチ・リッカルディ宮殿なんですが、外観地味!マイナーな美術館みたいな佇まいで、街にすんなりに溶け込んでる。
「え、ここ?」ってなって、入口の前を2往復くらいしました。
ロイヤルファミリーの宮殿とは違うからかしら?等思ったりしたのだけど、どうやら、大金持ち過ぎるのがあからさまだと外野からヤイヤイ言われるから、あえてひっそりさせたらしいです。
見どころのひとつ「東方三博士の礼拝堂」。(自宅に礼拝堂?え?)
小さな部屋ですが、壁中絵画、天井全面装飾。
こじんまりしているからこそ迫ってくるゴージャス感なんだけど、写真ではぜんっぜん伝わらん笑
絵画には、メディチ家の人々の自画像や、画家(ベノッツォ・ゴッツォリ)の自画像も紛れています。本当に紛れてるのも多くて、見つけるの大変だった。
自画像ってだいたいイケメンに変換されるよね。
壁面の絵画は全部つながっています。
こちらは鏡の間。キンキラキン。
天井画にも、メディチ一族が描かれているそうです。
この宮殿は現在行政の施設として使われているそうで、それっぽい部屋もありました。
ヨーロッパってシャンデリアレベルが尋常じゃないなって思う。
写真で見るとそうでもないけれど、タペストリーがめっちゃ大きい。
だいぶ引きでみないと全体が入らないです。
イメージどおりのイタリア貴族の肖像画があちこちに。
私のイメージの中のメディチ家はこれ。襟巻き巻いてるやつ。
中庭を上から激写。
こういうところに来るといつも思うんだけど、この彫刻たちが雨ざらしなのすごくない?
外観同様中もそれほど派手ではないし、それほど大きくないのでささーっと鑑賞できます。
ピッティ宮殿にすればよかったかな〜とちょっと思ったり。
でも、ここの礼拝堂は他にはない独特な空間で見応えあり。
フィレンツェは見どころも多いので、時間に余裕があったら行く場所という感じです。