クリエイティブな人の共通点?
クリエイティビテイ。
創造力、創造性。
自分にもあるのだろうけど、
決して自慢できるような
レベルではないし、
理屈っぽい性質なので、
一般的には創造性に欠ける
部類なのだろうと自覚している。
アーティスト。
音楽家、
画家、
書家、
彫刻家、
陶芸家、
作家、
映画プロデューサー、
等々・・・
最近大活躍の落合陽一さんは
メディアアーティストを名乗って
いらっしゃる。
最近お友達になった方は、
グラフィック・ファシリテーター
という仕事をされていて、
これもまた立派なアーティスト。
一口にアーティストと言っても
かように様々である。
根っからのアーティスト、つまりは
「生まれつき」という方が多いのか、
成長する過程で徐々にその能力を
開花させていく方が多いのか、
きっと両方いらっしゃるのだろうが、
いずれにしても、アーティストの
方々は私とは違う地平を見ている、
そんな気にさせられることが多い。
昨日、作家の田口ランディさんから
お話を聴く機会に恵まれた。
彼女の説く
「クリエイティブ・ライティング」
に関するお話だ。
内容は一般にオープンすべきもの
ではなさそうなので、残念ながら
控えさせてもらう。
少しだけ感想を述べさせてもらうと、
彼女もまた典型的な
「アーティスト気質」
の人なんだなぁ~、ということを、
お話から感じ取ったのである。
分かりやすい、手垢のついた言葉で
表現するならば、
「右脳的」
なのである。
楽しんで、ワクワクして、
脳に勝手に仕事をさせて、
「降りてきた」
ものを書くだけ。
作家には、プロットを一生懸命に
書き、緻密に構成を練り上げる
タイプの人と、
頭の中に勝手にストーリーが組み
上がって、あとはそれを書き取る
なり吹き込むなりするだけという
タイプの人、
この正反対な二つのタイプがある
ように聞いたことがある。
前者は左脳的、後者は右脳的、
そんな分け方が出来るのではない
かと思うのだ。
概ね、「アーティスト気質」の人
というのは、後者の右脳的な人が
多い。
理屈ではない。
感性重視なのだ。
NLPにVAKという考え方がある、
ということを以前ここでも書いた。
五感のうち、他よりも優位にある
感覚が存在する。
それを「代表システム」と呼び、
どれが代表システムかは人によって
異なる、というのがVAKの考え方。
V:Visual=目で情報を捉えるのが得意。
A:Audio=耳で捉えるのが得意。
K:Kinetic=触覚や嗅覚等で捉える。
先に挙げた「アーティスト気質」、
「右脳的な人」というのは、これら
代表システムの内のどれかが
かなり突出しているのではないか、
そんな仮説を考えた。
つまり、VかAかKのどれかが突出
することで、クリエイティビティ
が発揮されるのではないか、
ということ。
アーティストの方々にも、恐らく
V優位、A優位、K優位、それぞれ
一定割合でいらっしゃるのだろう
と思うのだ。
ランディさんの話を伺っていると、
もう明らかにV優位。
音楽系のアーティストは、やはり
A優位が多くなるのだろうか。
絶対音感を持っている人などは
きっとA優位のはず。
しかし、昨日の話の中で事例と
して出て来たのは、V優位と思しき
プロの歌手。
うーん、少し混乱。
Google先生の検索結果をいくつか
あたっても、私の疑問を解消する
ことはできなかったので、これは
将来に宿題として持ち越しだ。