陸に上がった伊豆のマーメイド
東京ディズニーシーで、
数ある人気アトラクションのうちの
一つに、『Little Mermaid』がある。
その主人公・Ariel(アリエル)は、
ディズニープリンセスの一角、
大人気のキャラクターだ。
ドランクアカデミーフェス、
通称「DAF」で、そのアリエルに扮して
パフォーマンスを披露してくれたのが、
プロダイバーの亀井友香さん。
DAF出演歴が、昨日紹介した香川花子さん、
そして私と全く一緒。
同時にオーディションを受け、
同時に初出演、その後連続して出場を
続けている大切な仲間。
元々のDAFとの出会いは、勉強仲間の
いちご先生がオーディションに挑戦し、
出演を果たしたこと。
そのいちご先生の応援に駆け付けた
2021年12月の「DAF26」。
「ピンと来たらGo!」してしまう
フットワークの軽さは、勉強仲間の
いちご先生譲りらしい。
観客として参加した直後に挑戦を決める
なんて、そう簡単に出来ることではない。
そのチャレンジスピリッツが、合格を
引き寄せた部分もあったに違いない。
実はこの「DAF26」のときに、
私がステージでしゃべったのを
彼女は聴いてくれている。
その日、私は「公開トライアウト」で
5分間という短い時間をいただき、
本番の始まる直前にネタを披露
したのである。
その際、瞳をクリクリさせながら、
顔を上下に大きく振って、話を
聴いてくれているお客様がいるなぁ、
と話ながら気付いていた。
聴衆にそういう人がいると、
話し手としては非常に安心するもの。
なんて有り難い聴き手なんだろう、、、
と感謝をしていたのだが、それが実は
亀井さんだったのだ。
聴いているだけでも存在感を示せる
彼女は、ステージに上がればより一層
その存在感を発揮する。
アリエルのコスプレによる部分を
差し引いたとしても、
ダイビングや海に対するその熱い想い、
パッションがほとばしり出る様子から、
誰もが強烈な存在感を感じ取ることに
疑いはない。
過去5回のパフォーマンスのうち、
ご本人の思い入れが特に強いのは、
DAF29のときだとのこと。
半身不随のお父様の「海に潜りたい」との
夢を、娘さんが叶えたい!ということで、
伊豆の海に訪れた親子のお客様。
実際にその夢を叶えるお手伝いをして、
成功させたエピソードを通して、
という力強いメッセージを届けた。
前回、DAF31では、事前に水中動画を
撮影しておいて、現場で投影しながら
臨場感あふれる話をするという、
実験的な試みにチャレンジ。
伊豆のマーメイドは、行動力が
半端ないのである。
DAF32に向けた抱負として、
という素敵なメッセージを寄せてくれた。
伊豆の海から陸に上がって、
マーメイドが王子にやって来る。
6月11日(日)12時半開演。
「DAF32」
是非会いに来て欲しい。