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最高学歴より最新学歴
大学のことを「最高学府」と呼ぶ。
大学院を出ている人も、もちろん沢山
いるわけだが、大学院も大学の一部と
言えるので、やはり「最高学府」で
あることに変わりないだろう。
「最高学歴」と言われると、
「〇〇高校卒」とか、
「xx大学卒」とか、
「△△大学院修了」
などと答えるのが一般的だ。
ただ、多くの人は18歳とか、22歳、
あるいはその前後で卒業となるので、
途中でMBAに行きました!などの
ような経験、経歴でもない限り、
もし今の年齢が40歳なら20年程度、
50歳なら30年程度、学びの履歴が
途絶えている印象となる。
知識が簡単に陳腐化し、常に学び
続けることが大切なこの時代、
最高学歴には大して意味はない、
と言われてしまうような時代、
だからこそ「最新学歴」が大切で、
それを更新し続けようよ!という
主張をされている方がいる。
コーチングを日本に持ってきた
第一人者で、様々な本の著者として、
あるいはNHK Eテレの英会話番組講師
などで活躍され、現在は京都造形芸術
大学教授、本間正人さんである。
本間さんのことは、一時期かなり話題を
さらった、『ほめ言葉ハンドブック』で
知っていたが、その後のご活躍のことは
NHKの件も含めて特に追っていなかった。
今週から、エッセンシャルマネジメント
スクールという、オンラインの学校に
参加しているのだが、本間さんはそこで
副学長をされており、授業の冒頭で
ご挨拶を頂いた。
そこで伺った話の一つが、
「最高学歴より最新学歴」
という話だったのである。
常に学びを更新する、アップデート
していく必要がある。
毎日自己ベストを更新していこう。
そんな趣旨のお話を、とてもイキイキ
楽しそうに語られていた。
心の底から人生を楽しんでいる人の
顔って、こんな風に輝くんだろうな、
そんな印象すら持ったのである。
その本間先生は、「学習学」の創始者と
いう顔も持たれている。
「学習学」とは、「教育学」とは異なり、
どのように教えるかではなく、
どのように学習を促すかを探求する学問
のようだ。
「らーのろじー株式会社」
なる会社を作って、その知見を応用した
研修事業なども行っている様子。
学習する方法を学問する。
昨日のnoteの最後あたりに書いた
「メタ認知」になぞらえて
「メタ学習」と呼んでも良い
かもしれない。
学んでいるだけで、実践が伴わないのは
意味がない。
そのことは常に強烈な問題意識として
頭に入れつつも、学びの履歴を日々更新
して、「最新学歴」を堂々と語れる
ようにありたい。
そして、学びと実践を「両輪駆動」
させるのだ。
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