Time is LIFE
Time is money.
時は金なり。
時間というのは本当に貴重だ。
何を成し遂げるにしても、
時間をどうやり繰りするかが、
結果、成果に大きく影響する。
お金をメタファーとして使って
いるのは、それほど時間が貴重だ、
ということを言いたいわけだ。
しかし、お金よりも大切なものが
あるのは誰もが知っている。
そう、命である。
実際、時間というのは命である。
この世に生を受け、死に至るまで
の間、人は命の炎を燃やし続ける。
「今」という瞬間瞬間の積み重ね
によって生まれる「時間」。
その「時間」こそが命なのだ。
ということは、
Time is life.
時は命なり。
こんな言葉がもっと広く口の端に
のぼってもいいような気がするの
だが、よく使われるフレーズとは
決して言えない。
少なくとも、私はこの表現に出会った
記憶がなかった。
とはいえ、ググってみると、
意外と同じことを考えている人も
いるのだな、ということも分かった。
BS-TBSで、時計メーカーのセイコーが
スポンサーとなり、
「TIME is LIFE」
という番組をやっているようだ。
また、ダンデライオンという
アーティストが、2019年に
「Time is life」
という名前の曲をリリースしている。
そして、Google検索で、セイコーの
次に上位表示されていたのが、
もう5年近く前のブログ記事。
人材育成トレーナーの佐藤政樹さん
という方が執筆されているのだが、
なかなか良いことが書かれている。
劇団四季に長らく所属されていた
佐藤氏、劇団の世界というのは
「遅刻は一発アウト!」
の厳しいプロの世界だと説明。
その裏に、遅刻というのは信頼を
失うだけでなく、待たせた相手の
貴重な命を奪っているのだ、
という価値観があったと言う。
また、元巨人のエースで大リーガー
としても活躍した上原浩治氏が、
大切極まりない「野球道具」を
粗末にする同僚を見て
「絶対にこいつらには負けない!」
と決めたというエピソードを引き、
我々の日常業務における「野球道具」
は「時間」であり、決して時間を
粗末に扱わないという心構えが重要
だ、という趣旨のことを述べている。
Time is money.
というのは、頻繁に目にしたり
耳にしたりすることが多い。
これからは、このフレーズを目に
したり耳にしたりする度に、
Time is life.
と脳内で変換をして、「時間」を
決して無駄にせず、フルに有効活用
する、そんな意識で生活をして
いこうと思う。