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またしても緊急事態宣言とはこれいかに

こんなことになるのだったら、
最初から東京五輪など招致しない
方が良かったのではないか。
そう感じざるを得ない。

東京に4度目の緊急事態宣言が
発出されることが決まった。
「緊急事態」の言葉を見る度に
虚しい思いに駆られる。

依然として、諸外国に比べて
極端に低い感染者数や死亡者数で
推移する我が国。
ワクチン接種の進み具合が遅い、
そんな批判も確かにあるが、
最近はかなり進捗良さそうだし、
そもそも感染者がこれだけ低く
抑えられていることにもっと
着目しても良いではないか。

その諸外国で、例えばアメリカや
イギリスでは、スポーツ観戦で
かなりの観客数を入れ始めている
様子をメディアでも見かける。
感染者数がいまだに日本よりも
相当多いにもかかわらず、である。
日本の1日あたり平均感染者数が
直近で1,500人程度であるのに対し、
アメリカはおよそその10倍。
人口が3倍以上多いことを考えても
断然アメリカの方が多い。

たった今も、テレビのニュースで
イギリスのサッカー応援に65,000人
が繰り出し、コロナ前と同じような
熱烈な応援をしている様子が映し
出されていた。

日本より感染者数が多い国々での
こうした状況変化と、
何を怖がっているのかひたすら
我慢の子を強いる日本での停滞
状況を比較し、
悲しさとも怒りともつかない、
複雑な感情に心乱されている。

常識的な人、
考える力のある人、
科学的、論理的に考える人、
そういった人々の多くは、
いい加減あきれ顔だ。

何かおかしい政策や、
つじつまの合わない施策が
展開されているときというのは、
「これによって誰が得をするか?」
を考えるようにしている。
得をする人間が、政治力を駆使
して、無理矢理押し進めている
可能性が高いからだ。

緊急事態宣言を何度も繰り返し、
飲食店は徹底的にダメージを
蓄積させられた。
元々不安定な業種である。
持ちこたえられないところが
バタバタと倒れていくのを
見るのは本当に忍びない。

飲食店が倒れ、
日本の景気が沈滞し、
土地や建物の価格が下落して、
一体誰が得をするのか。
誰かが仕掛けている経済戦争という
側面はないのか。
真相は正直なところ分からないが、
日本から徹底的に収奪を行う
目論見が進行中としか思えない。

こんなご時世、自分に何ができるのか。
これまたサッパリ分からないが、
日本の国柄を守り、
住んでいる地域を守り、
自らの家族や友人を守るため、
今すぐにできること、やるべきことに
取り組んでいかねば、そんな思いを
強くした。




己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。