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セルフダイバーシティ

昨日のエントリーで、ダイバーシティ
ついて取り上げた。

一般的な日本語訳は「多様性」
基本的には、組織や社会に対して
用いられる概念
である。

例えば、
男性ばかりが働く職場ではなく、
女性の割合も多くするとか、
日本人ばかりではなく、
外国人の割合を増やすとか、
40代や50代ばかりのチームではなく、
20代や30代もバランスよく配するとか、
そんなイメージだ。

話は変わるが、最近私の周りで
「100人組手」
なる言葉が飛び交っている。
ひたすら人と会う、話すことを通じて
自分を鍛えよう、まずは100人会おう、
そんなコンセプト。

知り合いに「100人組手」の相手に
なって欲しいと初めて頼まれたのが
2ヶ月ほど前だったろうか。
それ以来、昨日まで延べ4名の方の
お相手をする機会に恵まれた。
どの方も、自分自身の成長にコミット
して、どん欲に学ぼうとするナイス
ガイばかり。

この「100人組手」、要は世の中にいる
様々な人、自分とは異なる価値観や
経験を宿した人から、大いなる刺激を
得て、自分自身の器を広げようとする
試み
である。

別の言い方をするならば、
世の中の多様性、ダイバーシティを、
自分の中に取り込んでいくこと
では
ないか、そんなことにふと気が付いた
のだ。

「自分を多様化する」
ということで、
「セルフダイバーシティ」
などという言葉が浮かんだので、
そんなコンセプトを考えている人が
いるのか、Google先生に聞いてみた。

すると、やはり同じようなことを考える
人はいるようで、トップに上がってきた
のがこちらだった。

ウェルビーイング女子大学なる
コミュニティのブログのようだ。
しかしながら、これ以外には
目立ったページがなく、やはり
一般的な言葉というには程遠い
様子もうかがえる。

この「セルフダイバーシティ」という
言葉で表したい概念、学問の世界では
早稲田大学の入山章栄教授が提唱する
「イントラパーソナル・ダイバーシティ」
と呼ばれるもののようだ。

入山教授は、そのメリットを端的に、
「イノベーションの創出につながる」
と指摘しており、なるほどそうだよね、
という感覚を持つ。
自分自身が、異質なものとぶつかる、
混ざり合うときに、新しい何かが
生まれやすくなる。
それこそが「イノベーション」へと
つながっていく。
巷間よく言われる話でもあり、
実際そうなのだと得心のいく話だ。

イノベーションを起こせる人材に
なるために、積極果敢に異質な
要素を取り込む努力を重ねる。

そんな「セルフダイバーシティ」の
取り組みとして、いろいろな人と
会うことは間違いなく有益な手法
だと改めて感じた次第。

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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。