札幌と言えばスープカレー
7月半ば、北海道旅行の最終日。
新千歳空港へ向かう前に、
ランチを札幌でいただきました。
ご一緒した札幌のお友だちが、
スープカレーのお店を提案して
くださったので、喜び勇んで
お店へ。
伺ったのは、なんと食べログの
「2023百名店」にも選ばれている、
「SOUP CURRY KING セントラル」
というお店です。
定番として人気の高そうな
チキン野菜カレーを選んで
いただいてきました。
普段スープカレーを食べることが
ないので、比較対象に乏しく、
お味については月並みな
「とてもおいしかった!」の
コメントしか残せないところが
お恥ずかしいところ。
ただ、味以外の点についても、
このお店は「さすが百名店!」と
言いたくなる要素がありました。
まずは、ランチタイムでも
予約を受け付けてくれる点。
これは、札幌在住のお友だちが
お店選びにあたって、この暑い中
ランチ難民になるのを避けるため
気遣いをしてくれたのです。
ランチ時は予約なんてしてくれない
店の方が大多数のところ、
非常にポイント高いですよね。
もう一点、食べる前に
「紙エプロンは必要ですか?」
と聞かれましたので、
一応使いたい旨を伝えます。
持ってきてくれた紙エプロンを
身に付けようとした折に、
このようなものが目に飛び込んで
きました。
紙エプロンの一番下の端っこに、
手書きでさりげなく
「ご来店ありがとうございます😊」
と書いてあったのです。
何だかホッコリするではありませんか!
「紙エプロン」が「神エプロン」に
思えた瞬間でした。
基本となるカレーの味は、
もちろんとても美味しいのです。
でも、ある程度のレベルに達すると、
競合との差別化は非常に難しく
なってきますよね。
しかし、このような差別化された
接客サービスがあると、
カレーの味の記憶も何割か増しに
感じられるもの。
但し、他の基本的なサービスに
穴がある場合は、逆効果になると
いうことも注意が必要ですよね。
お水が出てくるのが遅いとか、
清潔感に難があるとか、
より基本的なサービスがちっとも
なっていないのに、
小手先で誤魔化そうとしている!
という印象になってしまう恐れが
あるからです。
今回のお店は、基本のサービスが
きっちり出来ている上での
「神エプロン」でしたので、
心から皆さんにオススメしたいと
思います。