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ふるさと納税の季節

年末が近づくと、ふるさと納税の季節。
そんな家庭は、我が家だけではないと
思う。
今年中に、使うとお得になる「枠」の
範囲で使い切っておかなければ!
という誘因が働くからだ。

昨年に頼んだふるさと納税の返礼品が
最近届いた。
秋田県にかほ市の海産物である。
写真にある白子のポン酢和えは、
それはもう絶品であった。

昨年頼んだのになぜこんな時期に?
というその訳は、まるでサブスクの
ように数回に分けて届けてくれる
コース
を選んだから。
我が家の場合は、3回に分けて、
しかも春、夏、秋と季節ごとに
発送してくれるコース。

大きな発泡スチロールに目一杯の
新鮮な魚介類が詰め込まれており、
届いてから数日は魚介三昧。
今回はエビにタイにいくらに白子、
タラやアマダイなどを楽しんだ。

ふるさと納税の受入件数は、年々
上昇の一途をたどっていたが、
令和に入ってからは横ばい。
金額に至ってはむしろ若干減って
いるようだ。
総務省が、細かいところまでデータを
まとめてくれている。

恐らくは、面倒な手続きをしてでも
ふるさと納税で得られる便益を手に
入れようという人たちは、一巡して
しまったのだろう。
市場のパイがどんどん広がってきた
数年前に比べ、自治体間の顧客獲得
競争が熾烈になってきている

言えるのではなかろうか。

それだけが理由だとは思わないが、
年々返礼品のレベルは確実に上がって
いる
のではないかと思う節がある。

私が頼んだ、にかほ市のサブスク的な
返礼品のお届けというサービスは、
恐らくは顧客のニーズをくみ取って
始まったもの
であろう。
魚のサブスクは比較的珍しい気がする
が、お米のサブスクも以前から全国
各地の米どころで展開されており、
利用する家庭にとってはとても有り難い
サービスである。

自治体や、返礼品を提供する事業者の
努力はもちろんのこと、それらを扱う
ポータルサイトも、年々進化を遂げて
いる。
大手ポータルサイト間でも競争原理が
働いている
せいか、常に使い勝手を
向上させている。

私が使っているのは、こちらのサイト。
「お礼の品掲載数No.1」
の言葉に踊らされたわけではないが、
やはりNo.1の言葉には弱い。

同じNo.1でも、こちらは
「利用率No.1」をうたう。

ソフトバンクグループの総力を
いかんなく発揮し、PayPayボーナス
付与などの「上乗せ特典」で、
お得感のアピールに余念がない。

一度どこかのポータルサイトを選んで
使い始めると、改めて別のサイトに
乗り換えるのはかなり面倒。
つまり「ロックイン」されてしまう
わけだが、改めて比較してみると、
よりお得な方に乗り換えてもよいかも、
などと浮気の虫が顔をのぞかせる。

このように、成長が鈍化した市場では、
売手市場から買手市場にシフトしがち。

消費者にとっては、何ともありがたい
チャンス。
もしまだふるさと納税をしたことが
ないという人がいたら、是非今年から
チャレンジしてみることをオススメ
する。

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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。