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「ASMR」に注目!

昨日の投稿で、「グミニケーション」
取り上げた。

その中で、グミのかみ応えに絡んで
「ASMR」について触れたのだが、
実はこの言葉を知ったのは今回が初めて。
しかし、調べていくと、既にかなり有名な
言葉・概念になっていたようで、
なんともお恥ずかしい限り。

「ASMR」とは、下記の頭文字である。
Autonomous:自律的
S
ensory:感覚的
M
eridian:経絡
R
esponse:反応

直訳してもよく分からない。
昨日も引用したWikipediaでは、こんな感じ。

人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚。正式、または一般的な日本語訳は今のところ存在しないが、直訳すると自律感覚絶頂反応(じりつかんかくぜっちょうはんのう)となる。一般的な読み方は「エー・エス・エム・アール」だが、「アスマー(エイスマー)」「アズマー(エイズマー)」と呼ぶ傾向もある。

Wikipedia

この言葉でググると、いくつも動画サイトが
出て来る。
基本的には、耳に心地よい音、ささやき声
などを編集して、気持ち良い眠りに誘うのを
うたうものが多い。

「Meridian」という聞き慣れない単語が
あるが、これは元々性的な興奮を婉曲的に
表現したもの
のようで、確かに出て来る
動画サイトも若干いかがわしい感じのものが
少なくない。

歴史をたどると、2010年ごろにアメリカで
Jennifer Allenという人が命名をしたとのこと。
彼女は、「ASMR University」というウェブ
サイトの設立者でもある。

英語にはなってしまうが、ASMRについて
かなり網羅的に説明がさなれており、
最近流行りのマインドフルネスとの関係や、
映像や音の豊富な実例へのリンクなどが
充実している様子。

この「ASMR」に早くから目を付けて、
実験的な動画を制作、展開していたのが
P&GのSK-IIである。
渡辺直美有村架純が出て来て、
「ASMR」を「SK-II」の化粧水の使い心地の
良さに上手く結び付ける形で紹介
している。

日本で「ASMR」がチラホラと話題に
のぼるようになったのは2015年頃と
言われている。
日経トレンディの2020年ヒット予測で
8位
に入っていた。

この動画が展開されたのが、コロナ前の
2019年だったことを踏まえると、
こういう形で積極的にクリエイティブに
活用する動きとしてはかなり早かった
部類に入ると言えるだろう。

その後、クリーンヒットと言える程の
ヒットになっているかは判断が難しい
ところだが、じわじわとその効用が
浸透してきている
のは間違いない。

だからこそ、グミのヒット要因の一つ
として、その「かみ応え」に加えて
「咀嚼音」の気持ちよさが挙げられて
いるのだと思われる。

今後も、何かと目にあるいは耳にする
ことが増えそうな「ASMR」、
是非注目いただきたい。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。