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ほんのきもちです

同僚がひとり、会社を去った。
外資系に限らず、人の出入りは
そんなに珍しくなったご時世。
ご縁のあった人が去るのは残念
だが、これもまた人生だ。

私もかつて5度ほど転職をしている
が、最終出社日には毎回、それまで
の感謝の気持ちを表す意味で、
ちょっとしたお菓子などを同僚の
人数分用意して、最後に配り歩いた。
折角なので、喜んでもらえるものを
準備しようと、ありきたりのものより
は「通好み」なお菓子を買うようにと
心掛けている。

今回会社を去った彼も、お菓子を
用意して、ひとりひとりに声を
掛けながら配り歩いてくれた。
その際にいただいたのが、自由が丘
feve(フェーヴ)
というお店の
豆菓子。  

いつだったか、二子玉川の高島屋で
見かけた記憶があるなぁ、などと
思いつつ調べてみたら、あの
辻口博啓シェフがプロデュース
したお店!
道理で、パッケージが洒落ている
わけだと妙に納得した。

辻口シェフとは、かつてキャンドル
会社にいた折に、一度お食事を
ご一緒させてもらったことがある。
石川県ご出身なのに、なぜか三重県
の観光大使をされており、そのご縁
でテーブルを囲ませていただいた
のだった。
これだけ著名になっているにも
関わらず、偉ぶるところもなく、
周囲に気を遣われている様子に、
さすがは一流だなぁと、とても
好感を持ったのを思い出す。
その頃から既にビジネスで頭角を
現していたが、feveのウェブサイトを
拝見して、その後も大活躍を続けて
いらしたことがよく分かった。
渋谷ヒカリエの地下にある食品街にも
異なるコンセプトのお店を出されて
いて、飽くなきチャレンジ精神に
大いに刺激を受けたことも、今回
思い出した次第。

で、今日の本題。
このfeveの豆菓子のパッケージが
プチギフトとして秀逸だったので
紹介しようと思ったのだ。

冒頭の写真にある細長い紙の
ストラップに、
「ほんのきもちです」
と印刷されているのが見えると
思う。
このストラップがタテに巻かれた
状態でいただいた、その時の写真
はこちら。

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このストラップ、他にもバージョン
違いがあるようで、ギフトのシーンに
合わせて使い分けが出来るのだ。
TPOにピッタリのメッセージを
選んで渡せば、受け取った相手の
印象はグンと上がるだろう。

他にも、ギフト用途を意識して、
ストラップの代わりのシールや、
かわいらしいギフト箱など、
プチギフトに特化した戦略が
透けて見える。

辻口シェフの作品だけあって、
豆菓子のお味の方も、上品で
大変美味しくいただいた。
彼の今後の展開は、是非引き続き
注視していきたい。



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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。