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「三然主義」で生きる

先日、いつもお世話になっている
「サードプレイス」の一つ、
「大人の小杉ゼミ」に出たときのこと。

お仲間の一人が教えてくれた言葉に、
三然さんぜん主義」というものがありました。

私にとっては初耳だったのですが、
どうも広辞苑の編者として有名な
新村出しんむらいずるさんの言葉だったとか。

「三然主義」というからには、
三つの「ぜんから成っています。

自然を愛し、偶然を楽しみ、悠然と生きる。

とても惹かれる言葉ではないでしょうか?

自分自身のこれまでの人生、生き方に
通じるものがあり、正直なところ
「これはいただき!」と思った程に
気に入りました。


まず、「自然を愛」すること

私自身は東京生まれの東京育ちゆえ、
自然の中で育ったとは必ずしも
言えません。

しかしながら、当時は東京といっても
辺鄙なところにある我が実家近辺は、
ザリガニ釣りをする沼地があり、
純然な都会っ子とは程遠い生活を
していました。

また、長い休みに両親の埼玉の実家に
行くと、自然たっぷりの環境で跳ね
回ってもいたんですよね。

年を経るにつれ、自然に遊ぶことは
すっかり減りましたが、今では俳句を
通じて自然を愛でることを趣味

しており、やはり自然を愛する気持ちは
強い方ではないでしょうか。


次に、「偶然を楽し」むこと

「VIA」という強み発見ツール
1ヶ月程前に受検した際に、
私の一番の強みとして出て来たのが、
何と「スピリチュアリティ」

この「スピリチュアリティ」とは、
誤解を恐れずに言えば、
自分の人生に起こる色々なことが
すべて自分のためになるのだと
信じることのできる力
です。

正に「偶然を楽しむ力」と言い換える
ことも可能ではないでしょうか。


最後に、「悠然と生きる」こと

「悠然」とは、

物事に動ぜず、ゆったりと落ち着いているさま。悠々。

デジタル大辞泉より

という意味です。

昔から、
「年の割に落ち着いている」
「緊張とかするんですか?」

などと言われることが多い私。

緊張するときもありますし、
心がざわざわするときだって
当然あるわけですが、
少なくとも周囲から見て明らかに
緊張したり落ち着きがないという
状況に陥ることは滅多にない

言えそうです。

それがなぜなのか、
私なりに言語化するならば、

・やるべきことはできる限り精一杯準備する
・それでダメなら仕方ないと諦めている

という精神で物事に対処している
からなのかもしれません。

必ずしも、心の中が悠然としている
わけではありませんが、少なくとも
悠然とありたい、そんな気持ちで
生きているのは間違いありません。


そんなわけで、私の人生が、その調子で
いいんだよ!というお墨付き
をもらった
ようで、大変有り難い気持ちです。

「三然主義」
皆さんの参考になれば幸いです。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。