見出し画像

「豆腐」?「暴風」? アクロニム再び

随分前に、「アクロニム」について
書いたことがありました。

「UFO」とか、「FBI」といった、
頭文字をつなげてつくる略語のことを
アクロニムと言います。

つい最近、また新しいアクロニムに
出会ったので、ご紹介させてください。

それが、「TOFU」「BOFU」なのです。

へっ?「豆腐」?「暴風」?
なんですかそれは?!

心の中で、思わずこんな「ツッコミ」を
入れました。

マーケティングの用語のはずなのに、
私が知らない!
しかも、日本語の「豆腐」「暴風」
同じ発音をされているけど、
絶対に意味は違う!

大いに戸惑ったわけですが、
サッとググって確認し、
私も知っている内容だったので
少しホッとしました。

いわゆる「マーケティングファネル」
という言葉、考え方がありますが、
そのファネルに関連する言葉である
ことが分かったからです。

「TOFU」とは、
Top Of the FUnnel」
(ファネルの上部、頭)
を指しており、
「BOFU」の方は、
Bottom Of the FUnnel」
(ファネルの下部、底)
のことを指している言葉なのです。

上記の記事で、佐藤義典さんが提唱
されている「マインドフロー」
図を
「パーチェスファネル」の例として
紹介しました。
こちらは「認知」から「愛着」まで
七つの段階があります。

「TOFU」「BOFU」という言葉を
使う際は、三段階程度に単純化をして
しまい、それら二つの間に「MOFU」
(「Middle Of the FUnnel」の略)を
加えることが多いようですね。

「TOFU」は「認知」や「興味」、
「MOFU」は「行動」や「比較」、
「BOFU」は「購入」という段階に
相当
するイメージでしょう。

ただ、どうもこの「TOFU」「MOFU」
「BOFU」の略語を使う人たちは、
私がググってみた結果を見る限り、
マーケティングオートメーション界隈
方々に多い様子が窺えました。

もう7年も前の記事ですが、
日経BPコンサルティングさんの記事が
分かりやすいと思うので、
より深く知りたい方は覗いてみて
ください。

こういったアクロニムは、
普段使い慣れていると、
無意識のうちにポロっと口をついて
出たり、メール等に書いてしまったり
するものです。

あくまでもTPOをわきまえて
相手がちゃんと理解できる場合にのみ
使ってOK!
ということを徹底する
ことが大切ですね。

ちなみに、TPOは
Time(時間)
Place(場所)
Occasion(機会)

のアクロニムです笑。



いいなと思ったら応援しよう!

ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。