デンタルフロス、使ってますか?
概ね半年に一回は、歯医者さんに
定期健診に行くようにしている。
お陰で、虫歯になりにくいし、
なっても簡単な治療ですぐに治る
ため、大変効率が良い。
必ず最初に歯科衛生士さんによる
クリーニングがあるのだが、
これがメチャクチャ気持ちいい。
ほぼ毎回、確実に寝てしまう。
口を開けていなければならない
ので、寝てしまうとまずいのだが、
あまりの気持ちよさについつい
意識を失うのだ。
普段から、歯の健康には気を遣う
ようにしている。
電動歯ブラシをもうかれこれ
20年位愛用中。
デンタルフロスも併用することで、
磨き残しや歯間の詰まりなどもなく、
歯医者に行っても大体問題なし!
で終わることが多い。
このデンタルフロス、皆さんは
使っているだろうか?
結構地味な市場なのだが、
最近新商品の参入が増えてきている
実感があり、じわじわと伸びている
のではないかと推測するところ。
恐らく圧倒的No.1シェアを誇るのが、
REACH(リーチ)というブランド。
グローバルで見ても恐らくNo.1だろう。
以前は Johnson&Johnson の傘下に
あったのだが、最近韓国のLG電子が
買収したようで、その傘下にある
銀座ステファニー化粧品という会社が
販売している形をとっている。
社史を見ると、2017年にREACHを
買ったようだ。
何と、翌年2018年には、AVONという
割と老舗の化粧品ブランドを買収。
素晴らしく勢いのある会社だ。
REACHの次を争っているのは、
・LIONのCLINICA(クリニカ)
・SUNSTARのGUM(ガム)
あたりのブランド。
歯ブラシや歯磨き粉のブランドとして
既に有名かつ実績のあるところから、
シリーズ使いを提案できるし、
認知の獲得が容易になるために
販促もしやすいということで、
非常に理に適った展開である。
小林製薬が出している「糸ようじ」は、
「フロス」とはまた異なる形態である。
類似商品も多い。
この「糸ようじ」系の商品は、
「ピック」と呼ばれている。
この「ピック」と「フロス」とでは、
自分がフロスを使っていることもあって
後者の方が大きいと思い込んでいた。
しかし、小林製薬がパッケージに
「売上No.1(フロス&ピック市場)」
と大々的にうたっているのを発見。
ということは、恐らく「ピック」の方が
大きいのだろう。
いかにも小林製薬らしい、アイデアも
素晴らしければネーミングも絶妙な、
No.1になるべくしてなった商品だと
言えるかもしれない。
個人的には、このプラスチックの柄を
含めて使い捨てしなければならないのが
あまりエコでない気がして、使おうと
思ったことがない。
しかし、フロスが頻繁に切れてしまう
ことが結構な不満となっており、
市場No.1というならば、一度ピックに
乗り換えてみても良いかもしれない、
などとこれを書きながら浮気心が頭を
もたげてきた。
フロスにしてもピックにしても、
これを使うことで歯間から虫歯に
なる可能性をグッと減らすことが
できる。
以前にお世話になっていて、既に鬼籍に
入られた歯医者の先生から、
「フロスほどコスパの良い商品はない」
と聞いたことが未だに頭から離れない。
もしまだ愛用していない人がいたら、
是非、自分に合う商品を見つけて、
使い始めることをオススメする。
「芸能人は、歯が命」
という名コピーがあったのを思い出す。
芸能人でなくても、歯は命を育む上で
非常に重要。
極力インプラントや入歯のお世話に
ならぬよう、デンタルケアを続けて
いきたい。