予定不調和がデフォルト
仕事でも、プライベートでも、
似たような思いを抱くことが
ここ数日立て続けに起こりました。
それが、タイトルにも書いた
「予定不調和がデフォルト」
ということです。
パッと聞いただけでは
「なんのこっちゃ?」
という感じかもしれませんね。
要は、世の中そう簡単に、
思い通りにいくものじゃない、
ということなのですが、
だからといって悲観しているとか、
あきらめモードに入っていると
いうことでもありません。
さて、ここからどう挽回して
いこうかな?
これは私に何を教えようとして
くれているのかな?
そんなことをブツブツつぶやき
ながら、目の前の出来事に対峙
しています。
それは、何だって計画通りに
ことが運んだ方がありがたい
ですよね。
でも、
どんなに立派な目標を立てても、
どんなに緻密な計画を練っても、
その通りにことが運ぶなんて
ことはほぼあり得ないわけです。
目標を下方修正する必要に
迫られたり、
計画をあちこちこまめに練り
直しせざるを得なかったり。
それが当たり前である。
それがデフォルト(初期設定)
である。
最初からそのような認識を持って
おけば、急な目標修正や、急な
計画変更に遭っても、軽やかに
無理なく苦労なく、対応できる
はずです。
予定調和なままにすべてことが
運んでくれたら、それは本当に
幸運中の幸運。
むしろ、予定不調和がデフォルト、
何か異変が起きたときにどこまで
自らの機転を利かせられるか、
異変を楽しんで味方にできるか。
そんな経験を踏むことで、
自らが一皮も二皮もむけて、
グンと成長することができる
のではないでしょうか。
ここで何度も書かせてもらった
「エフェクチュエーション」の
思考様式のように、
今手持ちの手段を使って何とかする、
偶然をテコに何とかする、
そういう「危機対応筋力」とでも
言うべきものを日々鍛えることが
大切なのでしょう。
とにかく、何があっても、
自らが自らを落とさないように、
元気だけは保てるように、
日々過ごしたいものですよね。
ネガティブに振れそうになっても、
こうやってつらつらと書き出して、
思いを言語化して口の外に出せば、
客観的に自分を見つめることに
つながり、自ずと落ち着いてくる
ものです。
予定不調和のオンパレードでも、
それがデフォルト、当たり前。
不調和あってこそ、調和したときの
素晴らしさを味わうことができると
いうもの。
今日も不調和を楽しんでいこうと
思います。