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「働き方改革」を改めて学んでみる機会

「働き方改革」という言葉を
新しいと感じる方は、
もはやいらっしゃらないのでは
ないかと思います。

上記の「働き方改革実現会議」
政府が設置したのが2016年9月
当然ながら、議論自体は、
会議を設置しようと動き始める
随分前から始まっていました。

そもそも、この「働き方改革」が
目指していることは、
長時間労働の是正
柔軟な働き方の促進
能力の最大限活用

といったことを通じて、
労働者の生産性を向上させると共に、
ワークライフバランス改善を目指し、
持続可能な経済成長
インクルーシブな社会
実現すること。

もう少し具体的な例を挙げると、
残業時間の上限設定
テレワークの普及
女性や高齢者の職場参加促進
育児や介護との両立支援

など、ものによってはもう10年
どころか、軽く20年以上は議論
されてきた内容かもしれません。

しかし、音頭を取って来た政府は、
コロナ禍の最中の2021年11月、
「内閣官房働き方改革実現推進室」
を廃止
するに至っています。

安倍政権時の看板部署の一つを、
岸田内閣が潰したような形
で、
ある意味今の政権を象徴している
出来事なのかもしれません。

そんな、国は手を引きつつあるように
見える「働き方改革」を、
東京都の方は依然として積極的に
推進するための旗振り
をしている
ようです。

たまたま友人から、
こちらの存在を教えてもらいました。
要は、働き方改革に関する基礎を
オンラインでみっちり講義して
くれる講座
といったところ。

東京都内の中小企業の経営者や
人事労務担当者が対象
となります。
お読みいただいている方の中で、
これに当てはまる方が
どの程度いらっしゃるのか、
私には何とも判断できません。

しかしながら、
無料でこれらバラエティに富む
講座を受けられるというのは、
非常にお得感が高いなという
ことは言えます。

3月5日までオンデマンド配信
実施しているようで、
受講の自由度が極めて高く、
好きなときにフレキシブルに
聴講できる
というのは、
とても大きなメリットですね。

私は残念ながら対象外ですが、
要件に当てはまる方がいらしたら、
登録してみてはいかがでしょうか。

こちらが、お申し込み用の
フォームとなっています。

都による実施ということは、
税金を投入して実施されている
わけで、まかり間違って変な人が
受講しないように配慮
されている
様子が伺えます。

いわゆる「2024年問題」を抱えている
物流業建設業に関連するトピックが
特に充実しているので、
これらの業界に関わりある方々は
受講する上でより良い成果を
期待できるかもしれません。

もちろん、
それ以外の業種業界であっても、
この「働き方改革」の考え方に
含まれる諸々の要素は、
現代社会を生き抜いていく上で
決して学んでおいて損はない
言えるでしょう。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。