ドラッカーの法則?!
今週末に、また素敵なセミナーを
受講する予定がある。
渋澤ドラッカー研究会主催、
【上田惇生記念】
『ドラッカー×社会学
-コロナ後の知識社会へ-』
出版記念特別講座
である。
先だって、こちらの本をAmazonにて
入手し、週末読み進めた。
最終章だけまだ残してあり、それも
セミナーまでには読み終える予定に
している。
第5章で、非常に気になる、というか
心に刺さるキーワードを発見。
それが、「ドラッカーの法則」という
著者の井坂さんが(密かに)名付けた
言葉。(144-145ページ参照)
その意味するところは、
予期せぬことは、ほとんど常に愉快なことではない
というものだ。
ドラッカーは、時間管理についての
名言も多く残している。
「汝の時間を知れ」という、
ソクラテスの「汝自身を知れ」を
問い直したものもその一つ。
時間に関しては、誰もが苦労するところ。
これくらい使えば、これくらいの成果が
出るはずだ、そんな見積もりが予想通りに
着地することは、残念ながら稀である。
今、正に自分自身が仕事で経験している
ところであるが、立てたスケジュールが
様々な緊急案件、想定外案件によって
振り回され、当初やろうと思っていた
仕事の完成が延び延びになる。
そんな私の状況と、全く同じようなことが
説明されたところに、先の
「ドラッカーの法則」と呼ばれる一文が
登場し、おおかたの人はこの法則を
「実感と共に首肯することでしょう」と
あったもので、思わず何度も大きく首を
縦に振ることになった。
ソリューションとしては、
「時間は不如意なものとの前提で、
あらゆる時間をゆとりを持って読んで
いく」
と同書にある通りである。
私自身、新卒で働き始めて以来、
スケジュールは出来るだけ詰めすぎない
ことを心掛けている。
あえて「遊び」のあるスケジュールに
することで、緊急案件に対応できる
余力を残す趣旨からだ。
そのように思いつつ、IT化の進展が
ときに人を不自由にするという
「法則」から逃れられないことも多い。
Outlookのスケジュール表が、様々な
人からの打ち合わせなどによって、
隙間なく埋められていく。
「ドラッカーの法則」という言葉を
聞き、改めてこの法則の意味する
ところを噛みしめ、自分が時間を
コントロールする権利を、自らの
手に取り戻さなければならない、
そう強く決意した。
主体的に自分の時間を使わねば、
他人に時間を奪われて生きることに
なるのだから。
そう決意したのは、実のところ初めて
ではないというのが偽らざる事実。
恥ずかしいとは思いつつ、こうやって
宣言することによって、真に身に付く
ようになるものだ。
そう信じて、ここに書き綴る次第。
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。