プラットフォームビジネス
ビザスクで、初のスポット
コンサルティングを受注した。
ご承知の方も多いと思うが、
ビザスクというのは、
ちょっとした相談事で問題を
解決したい人と、求められている
分野で解決策や知見を提供できる
アドバイザーとを結んでくれる
プラットフォーム。
私はたまたま大学時代のゼミの
後輩がビジネスに直接関わって
おり、
「こんなサービスやってます!
是非登録を!!」
ということで紹介してもらった
のが登録のきっかけだ。
丁度、副業でマーケティングの
コンサルを始めたタイミングと
いうこともあり、何かしら私の
知見を求めている方との出会いが
あるかもしれない、ということで
即座に登録をさせてもらったのが
1年ほど前だったろうか。
登録したらすぐに依頼が来るか、
というとそこまで甘くはなかったのも
事実。
何度か「オススメ案件」として
紹介されたものに「興味あり!」と
手を挙げたり、あるいは
「こんなこと知りたいんだけど、
分かりますかね?」
という類の問い合わせに答えたり、
受注の一歩手前までは2、3回程は
行ったような感じ。
途中までいい感じで進んでも、
その後なしのつぶてになったり、
「案件自体キャンセルになりました」
と連絡をもらったりして、最後まで
なかなかたどり着かない。
今回は、私が登録している経歴を
見てピンポイントのご指名。
店頭販促物についての知見を
聞きたいとのことで、何度か
メッセージのやり取りをした結果、
価値あるアドバイスが出来そうだ
と認めていただき、水曜日に成約。
先程、実際にTEAMSを使って
オンラインでコンサルをさせて
いただいた。
お約束は1時間ほど。
最初に経歴を説明し、その後具体的な
相談事項について、私自身の持論を
思う存分説明差し上げた。
今回は、先方が聞きたいことを、私の
方でかなりカバーできていた手応えも
あり、初めてのスポットコンサルと
しては上出来だったように自己評価。
もちろん先方の本当の胸の内までは
分からないものの、1時間も会話を
すればお互いの力量は分かるという
ものだ。
無事、価値をお届けできたはずだと
信じている。
ネットの普及に伴って、俗に言う
P2P(Peer to Peer)、個人と個人を
結び付けるビジネスモデルが随分と
増えた。
企業と企業、個人と企業、個人と個人。
お互いのニーズが合致すれば、取引が
成立するわけだが、そんなピッタリの
相手を見つけるのは簡単ではない。
しかし、インターネットという
インフラをテコに、個人レベルでも
世界の隅々まで情報を行き渡らせる
ことが可能となり、これまではお互い
知り合いようもなかった個人同士が、
簡単につながりあうことが出来る。
そのような、P2Pのマッチング
プラットフォームで、私も以前に
お世話になって便利さを実感した
のが、ミツモアというサイト。
カメラマンとか、税理士といった、
プロの腕前を持つサービス提供者が
登録しているのだが、そこに
「こんなことできる人いますか?」
と案件を投げると、瞬く間に数名の
方から見積もりやら自己紹介やらが
届き、それらを比較=相見積もりして
好きなものを選べるのである。
私の場合は、商品撮影用にプロの
カメラマンを実際に頼んで、
商品カットの撮影をしてもらったの
だが、驚くべき価格で品質も十分、
納期も最短。
いいことづくめのサービスであった。
もっと利用率の高そうな、ある意味
「下世話」なサービスとして、婚活
マッチングアプリのペアーズが有名
だろう。
私はお世話になったことはないし、
なろうとも思わないが、昨今では
この手のマッチングアプリで
出会ったカップルがゴールイン、
というのが珍しくないという話は
皆さんも耳にしたことがあるの
ではないだろうか。
この手のビジネスの肝は、
プラットフォームを出来るだけ
速く、他に先駆けて押さえること
ができるか。
賭け事で儲かるのは、その場を
提供している者だ。
競馬にしても競輪にしても、
カジノにしたってパチンコだって、
「場」を提供しているのが最も
儲かるようにできている。
だから、ビザスクも儲かっているに
違いない、なんてことを言いたいの
ではなく、プラットフォーマーの
ビジネスアイデアがあったら是非
乗ってみたいものだ、ということを
考えた次第。
色々想像力を働かせて、新しい
プラットフォームを夢想するのは、
起業トレーニングとしても良い
かもしれない。