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画像生成AIで良い絵を描くには

いわゆるアニヲタ好きしそうな画像
トップに配してみた。
こちらは、つい一昨日の記事の中で
紹介した、日本随一のメルマガ発行者の
1人
であり、企画プランナーとして活躍
されている弘中勝さんが作成したもの。

『ビジネス発想源Special』という、
有料版の方のメルマガ内企画として、
画像生成AIに描かせてみたものなのだ。

画像生成AIは、先般発表された
「2022年ヒット商品番付」でも
取り上げられている。
「Stable Diffusion」「Midjourney」
二つが立て続けに話題をさらったのが、
まだ記憶に新しいところ。

かなり写実的な絵を仕上げてくれる
二つとは毛色が大分異なるのが、
「Novel AI」というサービス。
こちらはいわゆる「二次元」に強い
言われ、人を描かせると正に冒頭の
絵のようなアニメチックなテイストに
仕上がる様子。

AIに絵を描かせるには、俗に「呪文」と
呼ばれる指示を出す必要
がある。
指示する言葉を羅列するだけで、
様々な絵をAIがものの5秒、10秒で描いて
しまう。

この「呪文」の唱え方が上手いか下手かで、
絵の仕上がりが左右される
のだ。
的確な「呪文」の使い方を学ぶことは、
これからの時代、非常に重要なソフト
スキル
になってくるだろう。

弘中さんがメルマガ内で、この「呪文」を
様々に試しては、どのような絵が出来上がる
かを紹介してくれていて、非常に興味深い。
同様の感想を持つ人が多い様子で、企画と
して現在非常に盛り上がっている。

「呪文」は基本的に英語、しかも単語を
ずらずらと並べていく形
を取る。
どんな単語を並べると、どんな絵が仕上がる
のか、自分の望むテイストの絵にするコツは
どんなところにあるのか、そういったヒント
となる情報を、これでもかと惜しげもなく
公開してくれており、非常にオススメ。

その企画の様子を読んでいて思ったのは、
この「呪文」が、我々マーケターがよく
広告代理店に仕事をお願いする際に書く
「ブリーフ」と同じ位置付けであると
いうこと。

「ブリーフ」というのは「要点」とか
「簡略」というような意味合い

TVやネットで流すためのクリエイティブ
(要は広告)を作ってもらうにあたり、
頼みたい仕事のエッセンスを抽出して、
その内容に沿ってクリエイティビティを
発揮して良いものを制作
してください、
とお願いする際の「要点」である。

このブリーフの質の良し悪しが、
出来上がって来る制作物の質の良し悪しを
決める
のは間違いない。
もし、出て来た提案内容が愚にも付かない
ものだった場合は、自分のブリーフがそれ
だけレベルの低いものだったと反省をする
べき
なのである。

「Novel AI」の呪文も全く同じ。
自分の呪文のレベルが低いうちは、
AIが提案してくる絵もレベルが低くなり
がちとなる。
しかし、PDCAサイクルを高速に回しながら、
より適切な呪文でAIに学習をさせていくと、
みるみる画像の質が向上
していくのだ。

AIへの「呪文」にせよ、
広告代理店への「ブリーフ」にせよ、
相手がクリエイティビティを発揮する上で
迷いようのない指針を与える必要
がある。

そういう「指針」を、いつでもどこでも
パッと取り出せるよう、常日頃から何が
「本質」「要点」なのかを見抜き、表現
していく心構えが重要
であろう。

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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。