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Cookieを使った追いかけっこ

いつもこのnoteを書き終えて
公開した直後に、
X(旧Twitter)とFacebookで
共有
するようにしています。

私は、どちらかというと
XよりもFacebook派
Xのタイムラインをチェックする
時間は非常に短い反面、
Facebookをスキマ時間に眺める
ことの方が多い。

そのFacebookのタイムラインに、
広告が差し込まれる量が非常に
増えた
ような気がする今日この頃。

最近、三陽商会の業績が好調
という日経MJの記事を元に、
こちらで少し書かせていただき
ました。

また、昨日はロッテの「Rummy」
というチョコレートが、これまた
好調ということで、こちらにて
紹介したところです。

三陽商会の記事は10日前のもの
ですが、それ以来というもの、
Facebookのタイムラインには
やたらと「SANYO Online STORE」
からの広告
が出現中。

そして昨日からは、
まさかのロッテが「Rummy」の
派生商品
を出していたようで、
こちらのなんとも濃厚そうな
「ラミーテリーヌ」とやらを
差し込んできました。

この手の「Cookie」を使った、
いわゆる「リターゲティング」
呼ばれる広告は、出始めたときは
かなり衝撃を受けた
ように記憶
しています。

念のため補足しておくと、
「Cookie」というのはウェブサイト
上に自分が残した「足跡」
だと
思えば良いでしょう。

また、「リターゲティング」または
「リマーケティング」というのは、
その「Cookie」を活用して、特定の
商品/ブランド/カテゴリに足跡を
残した、つまりは興味を持っている
可能性の高い人を、正に狙い撃ちで
広告を当てに行く手法
のことを
指します。

いわゆる「単純接触効果」で、
何度もそのブランドに接している
うちに、好意度が自ずと増してくる
そんな心理的傾向を利用しようと
いうわけですね。

最近、あまりにしつこいので、
面倒だなぁ・・・と思うことも
しばしば。

しかしながら、このリタゲの仕組み
自体が、自分自身がそのブランドの
サイトに足跡を残したから発動して
いる
ことを理解している身としては、
積極的に嫌いになれないのですよね。

一応は自分が興味を持って
あえて「足跡」を残した以上、
その後の自分の行動との一貫性を
保ちたい衝動にかられる、つまり
『影響力の武器』でいうところの
「一貫性の原理」も働いていると
いうことなのかもしれません。

通勤時、最近ではすっかり混みあう
ようになった電車の中で、
他人のスマホの画面が目に入って
くることがあります。

ゲームをやっている人がとにかく
多いというのが昨今の印象ですが、
マンガを読んでいたり、
ニュースサイトを開いている人も
多いですよね。

後者の場合、正にリタゲ広告が
画面に表示されている
ことも
時折目にします。
それがアダルト系だったりして、
朝から何だか残念な気持ちになる、
そんな経験をしたことがあるのは
私だけではないかもしれません。

くれぐれも、ご自身が足跡を
残す場所にご注意を。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。