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「お国を守る」意識

私が学卒で就職活動をした際の話。
かれこれ30年近くも前のことだ。

最終的に内定をいただいた3社の
うちの1社が、
「入社後すぐに1週間自衛隊に派遣」
という研修プログラムを組んでいる
会社であった。

それだけが理由ではないものの、
その会社のカルチャーが自分には
フィットしない
のではないか、
そんな疑念を払拭することができず、
他社との比較検討も踏まえて、
丁重にお断りをしたのである。

当時はまだ私も若かった。
中学校まではバリバリ日教組出身の
先生方の薫陶
を受けており、
今思えば左翼がかった思想的傾向
あったと認めざるを得ない。

高校、大学と進むにつれて、そうした
傾向は次第に薄れていったのだが、
それでも心のどこかで自衛隊の存在に
対するわだかまり、引っ掛かりが
あった
ような気がするのだ。

今となっては、返す返すも惜しい
ことをしたと思っている。
自衛隊に体験入隊できるなんて、
滅多にないチャンス
ではないか。

職業にしたいかと言われれば、
そこは遠慮することになるだろうが、
「お国のため」に働くことを実体験
する
という機会は、とても貴重だと
思うのだ。

お隣韓国では、徴兵制が行われている
のは周知の通り。
世界的にメジャーとなったBTS
メンバーが兵役となり、活動休止と
なったことは記憶に新しい。

日本で徴兵制を復活するのが良いか
どうかというのは、また論点が色々
複雑になるので、ここでは取り扱う
つもりはない。

しかしながら、最後に自分たちの国を
守ることができるのは、自分たち自身
でしかない
、という極々当たり前の
事実は、日本国民全員が身に沁みて
感じる必要がある
と思うのである。

第二次大戦後、「平和憲法」の名の下に
矛盾に満ちた日本国憲法を押し戴く形と
なった我が国。
なぜか、解釈上無理のある第9条を、
金科玉条の如く、一切の変更なしに今日
まで維持してきてしまった。

昨年のウクライナ戦争における、
ロシアの蛮行は言うに及ばず。
また、中国や北朝鮮の脅威にしても、
今や改憲待ったなしの状況であることは
客観的には明らか。

しかし、日本のメディアを見る限り、
そのような切迫した危機感は見られず、
いざというときにはアメリカが守って
くれると未だに信じ切っているかの
ような姿勢。

気概を持って自らの国を守ろうとしない
人々を、命を懸けて守ってくれる外国の
兵隊などいるはずがない。
まずは、自国民が、自らの国を守りたい、
守ろう、そう思うこと。

そして、実際にその「守るための行動」
取ることだ。

そんな国になるためには、国民が自らの
国自体に興味・関心を持ち、より理解を
深め、誇りを持つこと

そのために自分ができることがないか、
日々意識していきたいと思う。

左翼的思想の「解毒剤」として有効なのは、
伊勢雅臣氏が編集長を務める
「国際派日本人養成講座」である。

かれこれ20年近くこのメルマガを購読
しているが、日本人の自虐史観を
効果的に打ち砕いてくれる
素晴らしい
メディアだ。

まだお読みになっていない方は、
是非ともお読みいただきたい。
日本人としての誇り、矜持を、
我々に植え付けてくれる
ことを
保証する。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。