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「仮説」を考えまくろう

少し思うところがあり、
説得に大切な要素について書いた
昨日の続きについて書きたい。

この中で、説得に重要な要素としては
1.論理的(ロジカル)であること
2.説得相手を心から慮っていること
とした。

その上で、1の論理の組み立てにつき、
・一つずつ土台から積み上げる方式
・結論から逆算していく方式

の二つの方向性を挙げた上で、
後者を「結論ありき」「結論」を
導く根拠を「後付け」で肉付け
して
いくイメージだと指摘した。

この点、言葉が今一つ適切でなかった
と思うため、訂正をしておきたい。
「結論ありき」ではなく、
あくまでも「仮説」を立てた上で
その「仮説」が正しいと証明する
根拠を拾い上げ、肉付けしていく
イメージ
、と捉えるべきであった。

「結論ありき」の議論をする人、
ポジションを決めてしまっている人も、
中にはいるだろう。

しかし、「結論ありき」では、
どんなに根拠がロジカルに聞こえたと
しても、正しい態度だとは言い難い

あくまでも、「仮説」即ち「仮の結論」
として主張内容を考えるべきであり、
その「仮説」を適切にサポートできる
根拠が出てこなければ、再度異なる
「仮説」から出発すべき
なのだ。

いわゆる「PDCA」でいうと、
「P=Plan」のところが、
「仮説」を構築する部分
立てた「仮説」に基づいて、
実際にやってみて(D=Do)、
結果を確認して(C=Check)、
修正する(A=Action)ということ。

説得という行為においても、
PDCAサイクルを回すことで
望ましい成果により近づきやすく
なるのは間違いないだろう。

「仮説」というと、なんだか高尚に
聞こえるかもしれない。
しかし、所詮「仮説」は「仮」の
「説」

たまたま思い付いた(仮)考え方(説)
程度に受け止めて、じゃんじゃん
「仮説」を立てまくるべき
だ。

「これを取ると、こうなるのでは?」
「あれを加えると、ああなるかも?」
といった具合に、あれこれ妄想を
膨らませること
が、そのまま
「仮説」を考えることになる。

たとえ思い付きでも、折角考えた
「仮説」があるなら、その根拠になる
ものを探す、即ち「仮説」を肉付けする
ことで、「立証」できないかやってみる。

そんなことを日々マメに、ワクワクと
楽しみながらやれたら、
仮説構築力、論理思考力がかなり
鍛えられる
に違いない。

そして、それは自分自身の武器として、
手慣れたツールとして、必ず自分の
身を助けてくれることになるはず。
私自身、より一層意識して、仮説を
出しまくるようにしたい。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。