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エンパワーメントは信頼の裏返し

このnoteに、昨年1月1日から毎日
投稿し始めて、420日が経過した。
特に書き溜めることもなく、
毎日コツコツと、1,000~2,000字
程度の文章を、飽きもせずに
書いている。

継続力、持続力というのが、
自分自身の強みでもあるので、
こうやって続けることによって
自分の強みを常に再認識、再強化
しているところがある。

そして、続けることの良さは、
「量が質に転化する」
という点にも表れる。
これは、書き続けるうちに、
コンテンツの質を上げていくことが
できるということだけでなく、
周囲の見る目が
「こいつはちゃんと続ける奴だ」
という信頼へと変わっていく、
そんなことをも意味しているのだ。

この「信頼」というものを、
自分自身はとても大切なものと
考えて生きて来た。
ビジネスは基本的に人と人との
やり取りで成り立つもの。
そこでは、「信頼」関係の構築が
欠かせない。

人を「信頼」しなれけば、
人から「信頼」されない。
もちろん、悪人を「信頼」した結果
見事に騙される、
そんなリスクもあり得る。
その意味で、初対面の人や、
所属する組織外の人に対する
過度な「信頼」は、慎むべき場面も
あるだろう。

しかし、所属する組織内の人、
殊に自分自身の同僚や部下で、
「裏切り」を抑止する力が働いている
はずの人たちに対しては、
積極果敢に「信頼」をしてもいいのでは
ないかと考えている。
「信頼」すれば、それが「信頼」として
返ってくるからだ。


Enpowerment・エンパワーメントは、
En-power-ment に分けられる。

En:~を可能にする
power:力、権力、権限
ment:動詞を名詞化する接尾語

なので、「権限移譲」と訳すのが
最もシンプルだろう。

このエンパワーメント、
「信頼」の土壌がないと、
なかなか思い切ることができない。

「信頼」していないから、
失敗されたらどうしようかと悩む。

「信頼」していないから、
期限を何度も確認したくなる。

「信頼」していないから、
あれこれ細かく口を出す。

そんなに「信頼」できないのなら、
エンパワーすべきではない。

「そうはいっても、エンパワーしないと人が育たない・・」

その通りである。
「信頼」して、エンパワーして、
そこで権限移譲された本人が悩み、
葛藤し、苦労してこそ、ようやく
人が育つのである。

「与えよ、さらば与えられん」

と新約聖書にあるが、

「信頼」を与えよ、さらば「信頼」を与えられん

ということが言えるのではなかろうか。

今日は短めに。

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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。