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体験農園コトモファームにお邪魔してきました

ご縁あって、神奈川県藤沢市にある
体験農園「コトモファーム」さんを
訪問する機会に恵まれました。

ここは、小田急線の湘南台や長後が
最寄りの藤沢市葛原の地にあり、
小島希世子おじま きよこさんが起業、運営されて
いる農園です。

「えと菜園」という株式会社をつくり、
ご出身の熊本と、藤沢の地の二ヶ所で
農作物を生産、販売
するメイン事業に
加えて、体験農園事業をも営んで
いらっしゃるのですね。

小島さんについては、丁度1年程前に
著書の紹介も含めて、2回ほど私の
noteで取り上げさせてもらいました。

その頃から、一度様子を見に行こう
という企画が仲間うちで持ち上がり、
晴れて先週の日曜日、小島さんの
手が少し空く時間帯にお邪魔して
来たのです。

駐車場に車を停めさせてもらい、
最初に見えてきたのがこちらの
テーブルとイスたち。
買った日付?設置した日付?が
マジックで書かれています。

後でお伺いしたら、こうやって
何でも大きく書いてしまい、
経年劣化までどの程度の期間もつ
のかを検証
しているとのこと。
商売人のたくましさかもしれません。

その脇からすぐに広がっている農園を
2か所拝見しました。

こちらでは、基本的に無農薬、不耕起、
雑草は抜かずに共存
という形の、
オーガニックにこだわった農法
採用しています。

土が見えていないので、「畑」だとは一瞬分かりません

この通り、雑草がぼうぼうに生えている
様子がお分かりいただけると思います。

収量を上げるために農薬を使うのが
スタンダード
となっている農業界で、
このようなオーガニックにこだわった
農法
を継続するのは、非常に大変な
はずなんですよね。

せっかく農薬を使って虫を殺している
のに、隣でオーガニックをやっている
ことで虫が入ってきてしまう、これを
嫌がる農家さんが多いのです。

しかし、藤沢のこの農園周辺は、
非常に理解のある農家さんが多いとの
ことで、むしろ
「そちらに虫が逃げ込んで悪いね!」
という気遣いすらいただくとのこと。

人参の花にカメムシが二匹、夢中で蜜を吸っているようでした

周囲の農家さんが理解を示すに至る
までには、実際には様々な努力が
実を結んだ側面もあったようです。

共同で使う道路の掃除を率先して
行ったり、たとえ相手にされずとも
必ず挨拶を自分たちからしたり、
そういった小島さんの普段の行動や、
それに加えて真摯に農業に取り組む
一途な姿勢
を、見ている人は見ている
のだろうなぁ、お話を伺ってそんな
感想を率直に持ちました。

体験農園は、小さな区画に分かれており、
それぞれ借り手がついて、思い思いに
様々な農作物を育てていらっしゃいます。

無農薬で、安全・安心な作物を、
自らの手で育てて食卓に乗せる。

そこまでする人は、かなり珍しいのは
間違いないでしょう。

場所的な制約もあるので、誰でも
お客様になってもらえるわけでは
ないのも、経営上の足かせになるのは
容易に想像がつくところ。

そもそも、農関連の商売は、
手がかかる割に実入りが少ない
というのが一般的な認識では
ないでしょうか。

しかし、上記のようなニーズを持つ
お客様は確実に存在します。
しかも、そういう方のニーズは
大抵強くて深いことが多い。

そういったお客様たちが借り手と
して多くいらっしゃるようで、
体験農園は概ね盛況の様子。

農園の見学後、事務所兼直売所と
なっている「くまもと湘南館」
移動し、過去の様々な苦労話から
他愛ない雑談まで、大変充実した
時間を過ごすことができました。

小島さんと訪問メンバーで記念撮影

色々他に書きたいこともありますが、
大分ボリュームが増えてしまった
ので、取り急ぎもう一つだけ。

小島さんが自身のネットワークを
駆使して素晴らしい講師陣を揃えた
子ども向けの体験プログラム

実施されます。

その名も、「畑の理科実験教室」!

我が家は、下の子が既に大学生と
なっていて対象外ですが、
年齢条件さえ合えば
是非とも親子で参加したかった、
とても魅力的な内容
です。

畑で実際に五感を総動員して学ぶ
プログラム
というのは、他には
ない気がします。

机上の学問が大切でないとは
言いませんが、やはり実体験に
根差した学びには敵いません

募集人数が限られていますので、
条件が合いそうな方は、
是非早めにご検討いただけると
宜しいかと思います。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。