続・「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」といえば
そう、答えはもちろん、平賀源内。
つい先日、最も有名であろう慶應義塾
図書館所蔵の自画像をキャッチ画像に
使って、少しばかり書かせてもらった。
今回のキャッチ画像は、よりリアルな
描き方がされている、中丸精十郎作の
早稲田大学図書館所蔵の自画像である。
上記の記事では、源内さんのことを中心に
色々書いたが、ダ・ヴィンチについては
「マルチクリエイター」とだけ紹介し、
具体的な業績などについては
ほとんど説明していなかった。
『モナ・リザ』を描いた画家としての
側面は、本当に一面に過ぎない。
単なる画家を超えて、総合芸術家と
しての圧倒的な才能と実力を持って
いたのがダ・ヴィンチなのだ。
このWikipediaにある一文を引用する。
最後に「など」の言葉がある手前までで、
なんと45もの分野が挙げられているのだ。
文字通り「マルチクリエイター」、
時代をリードした「天才」である。
源内も負けてはいない。
と言いたいところだが、Wikipediaで
取り上げられている業績ではちょっと
分が悪い。
この通り、トータルで10の「職業」が
挙げられている。
ただ、ダ・ヴィンチの場合は「分野」が
羅列されているので、Apple to Appleの
比較とは必ずしも言えない部分がある。
いずれにせよ、源内も非常に多岐にわたる
業績を残した事実に変わりはない。
それゆえ、ダ・ヴィンチになぞらえて評価
することも、決しておかしくはないだろう。
そんな源内と、
苗字が同じというただそれだけで、
「源」のニックネームをいただいて
早や35年。
年をとるにつれ、すっかり顔まで似て
来たらしく、冒頭のキャッチ画像を
見た方々から口々に「似てる!」と
言われる。
天才・源内に似ているというのは
何とも光栄、有り難いことこの上ない。
有り難いついでに、いっそのこと
「生まれ変わり」という設定に
してしまえ!
という体でお話ししているのが
「DAF」というイベント。
9月3日(日)の開催まで、
あと丁度一週間となった。
「源内の生まれ変わり」以外にも、
濃くて、ユニークで、目が離せない
キャラクターが勢ぞろい。
DAFが観られるのは、ライブのみ。
ご来場を、心からお待ちしている。