プロは、地味に、地道に、人知れず、基本を繰り返す
2020年1月1日から毎日投稿を始め、
本日で区切りの良い1,000日連続を
迎えた。
このnoteを始めた原点は、
自分自身の頭に蓄えてきた知識や知恵、
あるいは現在進行形で学んでいること
などを明確に言語化していくことで、
それらをより血の通った意味あるものに
しようということ。
そして、それらをオープンに情報発信
することで、読んでいただいた方に
少しでも価値をお渡しすること。
それによって、この社会が、少しでも
ポジティブで明るい方向へと変化する
後押しをすること。
どこまで実現できているかどうかは
さておき、こうして公言してしまう
ことで、少なくとも自分が自身との
約束を守ろうとするプレッシャーを
感じ、程よい緊張感を保つことに
つながる。
1,000日と言っても、高々3年弱。
これを粛々と、5年、10年、20年と
続けていくことが出来るか。
あくまでも一里塚、一通過地点である。
引き続き、日課として継続していく
ことを宣言したい。
昨日、都内で某ワークショップに
参加をしていた。
とあるプロフェッショナルが、
スピーチに関するスキルを鍛えて
くれるものである。
具体的にどんな内容を学んだかは、
さすがに差し障りがあるので、
ここではオープンにできないが、
ひたすら圧倒されっぱなしの4時間弱
であった。
とにかく、しゃべらせたら止まらない。
立て板に水。
次から次へと、「ネタの泉」のように
湧き出て来るエピソード。
そして、どんなネタを話し始めても、
必ずウィットに富んだ笑いを適度に
混ぜ込んで、飽きさせることがない。
途中ハプニングがあって脱線しても、
それをも笑いのネタにして、元の
ところへ収れんさせる。
こうした圧倒的な実力を、どうやって
身に付けたのか。
そして、それはどうやって披露する
ことができるのか。
その秘密の一端を教えてくれたわけだが、
結局のところは、
「基本を繰り返す」
ことがいかに大事か、という点に帰るの
だろうという感慨を持つに至った。
スピーチするにあたり、
事前に原稿を作るか否か、
作るとしたらどんな体裁が良いか、
ユーモアはどうやって盛り込むのか、
などの内容を学んだが、
どの答えも、自分自身で実際にやって
実証してきた内容を、自信を持って
我々に伝えてくれたので、
説得力が圧倒的。
そして、何が何でもとにかく練習!
繰り返しあるのみ!
そんな趣旨のことをおっしゃった。
プロとしての凄みは、圧倒的な量の
練習によって支えられていたのだと
いうことを痛感させられたのだった。
圧倒的な量の練習をやりきった先に、
プロの世界が待っている。
しかし、プロになってからも、いや
プロになったからこそ、圧倒的な量
の練習を続けていくことが必要。
そんな、プロとしての心構えを改めて
胸に刻み込んだ週末だった。