「クリニクラウン」知ってますか?
「いつかはクラウン」
トヨタの高級車である「クラウン」は、
長い間「庶民の憧れの車」として、
このキャッチコピーと共に親しまれて
きた。
エンブレムの形からも分かる通り、
クラウンというのは「王冠」。
つづりは「CROWN」である。
「王冠」と言えば、今朝、イギリスの
エリザベス二世女王陛下がお亡くなりに
なったニュースで持ちきりであった。
深く哀悼の意を表する次第である。
さて、同じ「クラウン」という日本語
読みでも、「CLOWN」はどういう
意味か、パッと分かる方は少ないの
ではなかろうか。
日本人の苦手な「L」と「R」の違いを
聞き取るのが難しいというのもあるが、
そもそも日本語では通常は別の言葉が
充てられているため、なじみが薄いと
思われる。
そう、「CLOWN」というのは、
ピエロのことである。
「PIERROT」はフランス語であり、
英語にすると「CLOWN」なのだ。
Wikipediaによれば、厳密にはピエロは
クラウンの一種であるとのこと。
「道化師」の説明ページに、
以下の記述がある。
ここにある通り、クラウンとは
・派手な衣装と化粧をしている
・人を笑わせる(コメディアン)
存在である。
このクラウンが、ボランティアで
病院(クリニック)を訪問し、
そこに入院している子どもたちとの
コミュニケーションを通じて、
子どもたちの成長をサポートする。
そんな活動をしているのが、
「クリニクラウン」
「臨床道化師」
と呼ばれる方たち。
NPO法人日本クリニクラウン協会は
2005年の発足。
20年近くにわたって、病気の子どもたちに
笑顔と元気を届けて来ている。
私がたまたまこのクリニクラウンの
活動を知ったのは、日曜日に出演した
「DAF29」というイベントの出演者仲間で
あるスーパー家庭教師・香川花子さんが、
この協会でライターのボランティアを
していることをFacebookに投稿していた
のがきっかけ。
子どもたちは、ご家族にとっての宝である
だけでなく、社会にとって、国にとっての
宝でもある。
何らかの原因で入院生活を余儀なくされて
いる子どもたちに、笑顔を届ける活動を
通じて、健やかな成長をサポートすると
いうのは、大変に価値のあることだと
深く共感をした。
このコロナ禍で、病院への訪問が難しい
ということで、Web事業を立ち上げたのが
一昨年度。
昨年度は初のクラファンにも挑戦し、
かなりの成果を挙げた様子。
今年もクラファンをやっており、間もなく
締め切りというタイミングだったので、
些少ながら寄付もさせていただいた。
あと一週間ほどで締め切りのようなので、
賛同いただける方がいらっしゃったら
是非サポートいただけると有り難い。
より多くの人にこの活動が知れ渡り、
サポーターが増えることを願っている。