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コミュニティにおけるWin-Winな関係性
先日富士登山に赴き、15日の早朝に
無事登頂することができた。
頂上の入口にある鳥居、
その手前に2体の狛犬がいて、
この写真は向かって右側のもの。
その右下に見えているのが、
鯨の形に似ているとも、
牛が寝ているようだとも言われる
山中湖である。
総勢19名もの大人数のパーティーで、
誰一人脱落することもなく、
スムーズに登山、下山ができた。
非常に有り難い。
居住地も、職業も、てんでバラバラな
19名の共通点は、とある学びの場に
おける仲間だということ。
自分は自身のことを若いと思っている
ものの、この仲間の中では何と上から
2番目の年齢であった。
自分より一回りも二回りも若い友人、
仲間を持てているというのは、
我ながらなかなか良い行動力を発揮
した成果として誇れるのではないか。
自画自賛するようで恥ずかしいが、
そんな思いが頭をよぎる。
年を取り、社会的地位が変わると、
若い世代と接する機会が減り、
仮に接したとしてもなかなか
ホンネで話してもらえるような
関係性を築くのが難しい。
この点、若くてイキのいい友人が
多く所属しているコミュニティに
私自身も所属して、一緒に切磋琢磨
できている現状は、非常に望ましい
ことなのだ。
世代が違えば、価値観が違う。
価値観が違えば、行動も違う。
行動が違うと、成果も違う。
同期や、歳の近い先輩後輩など、
似たような世代同士でつるむのは、
ある意味「楽」である。
しかし、同世代同士でしか集わずに
いれば、自ずと価値観や行動が
固定化、固着化してしまう。
その結果、いざ何か不測の事態が
起きたときに、柔軟な対応が出来ず、
思いのほかキズが拡大したり、
二次被害にまで至りかねない。
若い人たちがたくさん所属する
「アウェー」な場所で、
常に居心地の悪さをどこかに感じ
つつ、そして新鮮な気持ちを保ち
ながら、交流を深め、自分の経験を
ブラッシュアップしていく。
そうやって、自らの成長を促す
機会を半強制的に持つことは、
必ずやボディブローのように、
私の人生に中長期的に効いてくるはず。
もちろん、もらいっぱなしはダメだ。
自分が渡せる価値を、コミュニティに
還元する努力を常に継続する必要が
あるのは言うまでもない。
Giveの精神、並びに具体的な行動と
いう前提があってはじめて、
自分もさまざまな価値を受け取る
資格が生まれる。
言い換えれば、Win-Winな関係性を
構築し続けるということだ。
そんな大切なことを、いつも思い
起こさせてくれる仲間に感謝すると
共に、ここで努力の継続をコミット
しておく。
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