「年甲斐もない」チャレンジなのか?
特に、先生になりたいと思った
ことはない。
大学時代に教職課程を取った
わけでもない。
家庭教師や塾講師のバイトを
していたのは確かだが、
それは割のいいバイトだった
からというのが主な理由で、
人にものを教えることへの
こだわりがあったからという
わけではない。
ただ、人にものを教える、伝える
ことが、多少は得意な方だった
ということはあるかもしれない。
自分でいうのはおこがましいし、
いまだに発展途上だという自覚も
大いにある。
それでも、難しい、ややこしい
ことを解きほぐして、多くの人に
分かりやすく説くというのは、
非常にやりがいがあり、かつ
比較的得意にしてきたと思う。
マーケティングを20年以上仕事に
してきて、勿論実務もたくさん
こなしてきた。
と同時に、マーケティング部門が
何をしているか、新入社員や他の
部門の社員にかみ砕いて説明する
ことを多くこなしてきた。
この説明を行うセッションが、
自分にとっては非常にやりがいの
ある、そして楽しい時間である
ことに、いつしか自覚的になって
いたのは確かである。
自分が副業でマーケティングの
コンサルティングや、セミナーの
主催をするようになったのは、
正にこの「自覚」ゆえである。
自分の経験が活用できて、
なおかつとてつもないやりがいを
感じることのできる仕事。
ある意味「天職」の類。
ただ、それを完全に自分の本業と
するには、色々な意味でリスクが
大きい。
それゆえ、副業にとどめつつ、
自分の主催セミナー以外でも
チャンスがあるようなら、機会を
逃さないようにしたいものだと
考えている。
そんな私にとって、チャレンジ
しないわけにはいかないと
思わされたのが、こちらの
オーディションである。
自身何度も観客として参加している、
酒を飲みながら、アカデミックな
学びを得ることのできて、お祭り
騒ぎ的なイベント、その名も
「ドランクアカデミーフェス」
通称「DAF」である。
「いい年こいて、わざわざ
人前に出て恥をかかなくても
いいんじゃないの?」
「余計なことしてないで、
本業しっかりやんなさいよ!」
などと言われることも織り込み
済みでのチャレンジ。
だって、楽しそうなんだもの。
だって、ワクワクするんだもの。
だって、自分の気持ちに嘘を
ついてやり過ごす人生は終わりに
したいんだもの。
折角だから、ワクワクするような
チャレンジをした方が、後悔が
ないではないか。
50を前にして、「年甲斐もない」
などと言われるかもしれないが、
50を前にするまで生きてきた今
だからこそ、やってみたいこと
にはサッサとチャレンジすべき
なのである。
来月21日に出場を予定していた
ハーフマラソン大会が、先ほど
中止になった旨の連絡が来た。
楽しみにしていたイベントだった
が、中止になってしまえばもはや
それまで。
予定は未定。
未来は不確定。
いつ何時、不測の事態が起こるか
神のみぞ知る。
だからこそ、やりたい、やってみたい、
ワクワクする、そういうことには
今すぐチャレンジすべきなのだ。