見出し画像

10分という制約条件を上手に使う

週末に、オーディションを受けた。
50歳を前に、アイドルデビューを目指して
いるわけではない。
こういう面白くない冗談で、場を微妙な
雰囲気にするのは割と得意である。

まぁ、それはさておき。
何のオーディションかと言えば、
DAFというイベントである。
私がすっかり個人的にハマり、
リピーターとしてここ2年程、
3ヶ月に1度開催される会場へと
いそいそ馳せ参じている。

過去に何度も記事にしているので、
私を知る人は、名前くらいはチラッと
見覚え、聞き覚えがあるかもしれない。

直近のイベントレポートはこちら。

このイベントでは、
毎回十数名の登壇者が、
10分という与えられた時間の中で
「今最も伝えたいこと」
をプレゼンする。

次回、3月13日で27回目を数える
このイベント。
2年間で都合8~9回くらいは通っている。
それ故、観客としてそれはもうたくさん
学びをいただいた。

と同時に、観るだけでなく、話す側に
回りたい
、という欲求も頭をもたげる
ようになった。
それに追い打ちをかけるかのように、
ベテラン登壇者が
「そろそろ自分たちを凌駕する新しい
人たちは出て来ないのかな?」
というような趣旨の、挑戦を煽るような
発言を聞いたのだ。

私は別に出しゃばりたいとか、
目立ちたいというタイプではないが、
難しいことを分かりやすく伝えること、
論理的に筋道だてて説明することは
割と得意であり、強みだと思っている。

そんなこともあって、マーケティングの
セミナーを主催したり、Udemyという
プラットフォームでセミナーコンテンツを
販売
したりもできるわけだ。

マーケターとして20年以上、失敗の方が
多いながらもそれなりに成功体験も積み、
経験したことの言語化もぼちぼち進んで
来た。
何かしら、価値あることを伝えることが、
私なりにできるのではないか。

そんな想いがふつふつと沸き上がる。

ということで、DAFに出場するための
オーディションに、1年前位からチャレンジ
し始めた。
前回、3度目の正直で、DAF26本番の前座で
5分プレゼンをする機会に恵まれたが、
決定打に欠けて結局オファーをもらえずじまい。

もうあきらめようかと思っていたが、
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ…?」
『スラムダンク』安西先生の言葉を思い出す。
そんなわけで、背水の陣を敷いて
4度目のオーディションに挑んだのだ。

10分という時間の中に、何をどう詰め込むか。
実は、プレゼンというのは、短ければ短い程
難しい。

30分とか60分といった時間をもらえるなら、
言いたいことを余裕を持って構成することが
できるもの。
これが、10分となると、何をどう削るかに
腐心することになる。

更に削って5分、3分、1分といった
短い時間になると、インパクトをもたらす
ためにどのメッセージを選ぶか、
どれを捨てるか、
その辺の匙加減が極めて難しい。
その意味で、10分というのは、比較的構成
しやすく、聴衆も飽きないで聴ききれる
絶妙な長さなのかもしれない。

細かい経緯は端折らせていただくが、
結果として見事合格を勝ち取った!
自分がやったことが認められるのは、
何歳になっても嬉しいものである。

3月13日(日)の午後、東京都北区の王子に
ある会場で、デビュー戦を飾れることに
なったことを報告するとともに、是非
一人でも多くの方に自分が今伝えたい
ことをお伝えできればと思う。


私以外のオーディション参加者も、
皆さん素晴らしいパフォーマンスで、
驚くべきことに4名全員合格&初出場が
決まった。
ベテラン登壇者の先輩方とともに、
素晴らしいステージを創り上げたいと
思う。


いいなと思ったら応援しよう!

ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。