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「ストローク」は「相手へのギフト」

日曜日、6時には起床して朝食を摂る。
いそいそと支度を済ませ、7時過ぎには
出発。
1時間強電車に揺られ、東京は北区にある
王子駅へ。

会場となるベースメントモンスターに、
朝9時の集合時間にかなり余裕をもって
到着。
出演者、スタッフさん総出でテキパキと
段取りよく会場準備を進めて、朝礼。

その後、少し時間をおいてリハーサル。
舞台監督のリードの下、
本番での導線、立ち回り、音楽・音響、
カメラ、ライト、その他必要な項目を
入念にチェック。
11時半に無事リハを終えて、開場となる
12時までのスキマ時間でおにぎりと
唐揚げを頬張った。

そこからは、怒涛の半日で、
自分の出番も含めて濃い時間が
あっという間に流れ過ぎた。

‐‐

昨日は、16名のプロたちが、各10分間の
ステージでそれぞれ「今伝えたいこと」
披露した、エンターテインメント型
セミナーイベント「DAF29」

私は4番手としてステージに上がり、
「うなぎを売るな、シズルを売れ」
という演目でお話をさせていただいた。

どんな内容を話したかは、上記の記事から
取り急ぎ推測していただくとして、
来場いただいた皆さんには、自分が伝えたい
メッセージは何とか伝えることが出来たの
ではないかと思っている。

会場で、冒頭に使った写真にある
可愛らしいアイシングクッキーを、
DAFファンのお嬢さんから受け取った。
出演アーティストや、スタッフの皆さんに
ひとり一人丁寧に渡してくれており、
何とも温かい心配りに感激。

昨日の出演者の各パフォーマンス、
スタッフ皆さんのサポート、
観客の皆さんの温かい励ましや声援、
全てにおいて共通して感じたこと。
それは、相手に対して「ギフト」を
送ろうとする気持ち、思い遣り
だ。

「ギフト」と言っても、必ずしも
モノとは限らない。
気持ち、気遣い、思い遣りというのは、
それ自体が「ギフト」になる
ものだ、
ということを言いたいのである。

心理学で、人とのコミュニケーション
から得られる精神的な刺激のことを
「ストローク」という。

つまり、「ストローク」が「ギフト」に
なる
ということ。

相手に対して誠実なる関心を寄せて、
この「ストローク」をお互いに与え合う
素敵な場
になっているなぁとしみじみ
思えたのだ。

こういう「場」づくりは、
もちろんオンラインでも不可能では
ないだろう。
しかし、リアルだからこそ、
五感を通じてより一層直接的に、
切実に、ズバッと、自分の心に
伝わってきた
ように思う。

たまたま目にしたFRISKのサイトでも、
「オンラインでの会話ばかりだと
距離が縮まらない」
という設問に、
49%が「YES」と答え、22%の「NO」、
29%の「どちらとも言えない」を大きく
引き離していた。

この調査では、何でもオンライン化
進む今の生活に対する「モヤモヤ」感
数字で具体的に検証されている。
そんな「モヤモヤ」を感じている
全ての人たちに、是非リアルイベント
での積極的なコミュニケーションを
勧めたい。

メタバースを否定する気はさらさら
ないが、リアルコミュニケーションと
完全に置き換わる位の勢いで語られて
いるのを聞くと、ちょっと違うのでは
ないか
という気がしていた。

そんな自分の思いは、間違って
なさそうだと感じる一日であった。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。