山口県・美祢市に行ってきたお話。
今回は、日記と軽い考察でございます。
どうぞお付き合いください。
▶︎はじめに
僕は、今自分の入っているゼミ以外にもプロジェクトに参加しています。(遊びに行ってるだけ)
プロジェクトは、こんなん感じのモノ。
書くPは、教えることを通して学ぶ(Learning by teaching) Problem Based Learning 型プログラム。 生徒の気づきを誘発する大学生とのインタラクションの場を提供することを特徴としている。
2019年は、山口県美祢市の高校生に教えるそう。
そのゼミの人が、プロジェクトについて書いてます。
皆さまぜひご一読をば。
ざっくりいうと大学生が『美祢の未来を担う人材の育成』をテーマに授業を作り、高校生に自分たちで教えるという事をしています。
教える事の難しさ、教えるための理解の深度など自分達の力のなさを改めて痛感させられるオモシロいプロジェクトです。(僕は部外者なので対したことはしていませんが)
▶︎実際に現地に
本日8月3日。美祢を実際に体感しようとリーダーをはじめとするプロジェクトメンバーが、現地に視察に行きました。
その中に部外者の僕まで帯同させてもらいました。感謝です。ありがとうございます。
実際に行ってみるとイイモノが、とても多く魅力がある場所でした。
▶︎なぜ田舎には魅力がないと言われるのだろうか
田舎に住んでいた人はわかるんですが、「地元は本当に、何にもない!」とよくいうんですよね。
僕も佐世保出身の田舎者なんですが、よく言ってます。
何故なんでしょうか?
今回その理由の一つが、言語化できた気がします。
それは、『都会の強みと比べているから』ではないでしょうか。
お金がよく回っている。インフラが整っている。ものがたくさんある。娯楽施設が多い。などなど。
その土地の強みでなく苦手分野で比較して勝負しているからでしょう。
特に若い世代や今からの子供達はそうなってくるのでしょう。
▶︎田舎の魅力とは
では、田舎の魅力とはなんでしょうか。
ここでは、のどかだとか静かだからというような話はしません。
一番は、そこでしか体験できないモノゴトがある事だと思います。
これは田舎の魅力というよりも、その土地や地域固有のものでしょう。
そんな事を言ったら都会もそうだと言われるかもしれません。ですが、僕は都会の強みであげられるものは、カネというリソースで作れるものが多いのかなと思っています。
もちろん、それが悪いものと言っているわけではありません。僕は都会よりも、ヒトの想いや土地の良さがリソースとなり作られているものが多い気がします。
最近よく聞くアート思考からのビジネスも、ヒトの想いや土地の良さがリソースとなり作られていると思います。
これは、令和時代は田舎の魅力をアート思考でみることができればどんどん地方が盛り上がるかもしれませんね。
▶︎おわりに
確かに都会に出た方が、いろんなチャンスや巡り合わせが多いと思います。
それこそ、佐世保より福岡が、福岡より東京がというように。
ですが、そこでは得られない体験が田舎ではできるのかなと個人的には思いました。
この視察(というなの旅行)で面白かったのが、「みんなで来れたのは最高やったね。全然いいところじゃん。」という言葉が出たことでした。
人は、良いコミュニティで何か体験をすることで良いものが最高のものになるのでしょうね。