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(宇宙一詳しい)シンザン記念の予想と分析+α

*この素敵なイラストはKateさんに作成していただきました。


*いつもの「全レース予想穴馬ピックアップ」はこちら。https://note.com/pinefieldkeiba/n/ncf0ade511640


*「ツルマツコンピ2200」はこちら。https://note.com/pinefieldkeiba/n/n7aae4778ea44


お待たせしました。
2021年も「宇宙一詳しい」シリーズやってみます。

「(宇宙一詳しい)シンザン記念の予想と分析」

+α で「(シンプルな)フェアリーステークスの予想」もサービスします。

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いつもの「全レース予想」や「ツルマツコンピ2200」の寸評は
「読みやすく」「わかりやすく」「端的に」をモットーにしていますが

この記事は
「宇宙一詳しい」をモットーに予想と分析を行っています。


日曜日のメインレース1鞍限定です。


今週は、シンザン記念について徹底分析します。


今後の予想に役立つ情報も満載です。お値段は1記事330円です。



前回の
「(宇宙一詳しい)中山金杯の予想と分析」

馬券的には残念でしたが、内容は勉強になったとのご感想を頂きました。


その記事はこんな感じでした。


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1月5日(火)JRA競馬始めは東西金杯。

第59回京都金杯(京都競馬場改装工事のため今年は中京競馬場での開催)
第70回中山金杯

京都金杯の方が11年間歴史が浅いです。

京都金杯は1999年までは芝2000mでしたが、2000年からは芝1600mに施行条件が変わりました。

中山金杯は第1回の1952年から1960年までは中山競馬場の芝2600mで行われていたんですよ。
1961年からは中山芝2000mでの施行。1971年だけダート変更の2100mで行われてます。
また数回東京競馬場や福島競馬場での開催がありましたが、芝2000mという安定した施行条件となっています。
そして1996年から「金杯(東)」が「中山金杯」と名称変更となり現在に至っています。



さて今年の中山金杯ですが。

「例年よりも、パワーのいる芝コースで行われる」

というのがポイントです。




これを踏まえて各馬の分析に入ってみます。

過去10年で一番今の芝状態に近かったのは2014年です。

実際走破タイムも過去10年で2番目に遅いです(超スローだった2016年は例外として)

2014年中山金杯の結果
1着オーシャンブルー(5番人気)
2着カルドブレッサ(8番人気)
3着ディサイファ(1番人気)

このレースは馬連8390、三連複はそれより安く7250という中穴決着でした。


オーシャンブルーは5番人気でしたがトップハンデの57.5kg。

実はこのレースは「トップハンデの馬が比較的強い」レースなんです。

2020年トリオンフ   58kg (2番人気1着)
2019年ウインブライト 58kg (3番人気1着)
2018年マイネルミラノ 57kg (12番人気11着)
2017年クラリティスカイ57.5kg(6番人気2着)
2016年フルーキー   57.5kg(1番人気3着)
2015年ロゴタイプ   58kg (1番人気2着)
2014年オーシャンブルー57.5kg(5番人気1着)

2014年以降は57.5kg以上背負ったトップハンデ馬は3-2-1-0と3着以内なんです。

というわけで
58kgのトップハンデ
△カデナは押さえておきたいです。



次に血統背景。

2014年2着カルドブレッサの父父トニービン(父ジャングルポケット)に注目したいです。

トニービン産駒はもう現役にはいませんが、祖父や曽祖父など血統表には時々出てきます。

トニービンの血を持つ馬の特徴は
「時計のかかる芝」
「意外とローカルや小回りが得意」

今の中山の芝はピッタリの血統です。

参考まで2014年1月5日、中山金杯の次の最終レースはトニービンの血を持つワンツースリーで決まっていました。

1着オメガキングティー(父父トニービン)
2着コスモミレネール(母母父トニービン)
3着ローレルブレット(父母父トニービン)
6→7→3番人気決着で、馬連88倍、三連複252倍でした。


今年のメンバーでトニービンの血を持つ馬は2頭。
△ヴァンケドミンゴ(父母父トニービン)
(この馬については後ほど再掲します)
無ヒシイグアス(父母父トニービン)
(買おうと思っていましたが、3日の計量で前走比-13kgは減りすぎなので消します)



次に福島記念組の力関係
1着バイオスパーク(当時から2kg増)
2着ヴァンケドミンゴ(勝ち馬と同タイムクビ差。当時から1kg増)
3着テリトーリアル(勝ち馬から0.2秒差。当時と同斤量)
5着ウインイクシード(勝ち馬から0.4秒差。当時と同斤量)

バイオスパーク=ヴァンケドミンゴ>テリトーリアル>ウインイクシード
だった力関係が

テリトーリアル>ヴァンケドミンゴ=ウインイクシード>バイオスパーク
となるように思います。

テリトーリアルに関しては、中日新聞杯の前回はスローの瞬発力勝負に泣きました。
それだけに今の上がりがかかる中山の重い芝はピッタリです。
血統面でも父父がガリレオというのが良いです。

〇テリトーリアル
△ヴァンケドミンゴ
△ウインイクシード
(去年の金杯でテリトーリアルに0.1秒先着。ただしその後勝っていないにもかかわらず、リステッド競走勝ちのテリト-リアルより斤量面で不利になっているのがどうか)



続いて印の順序は逆になりますが
▲ディープボンド
この馬は2020年の牡馬三冠皆勤ですが、距離が伸びれば伸びるほどパフォーマンスが上がっています。
それだけに、有馬記念の出走が叶わず芝2000mへの出走という点は気になります。
ただ有馬記念1週前調教が抜群で、年末もその状態を維持できています。
力のいる芝が得意なキズナ産駒で、母父キングヘイローも荒れ馬場が得意。距離不足を克服して勝ち切ってしまう可能性は十分あります。



そして本命は
◎ショウナンバルディ
この馬は今の中山の重い芝に合う血統背景をしていて、父キングズベストも、母父リダウツチョイスも時計のかかる芝で良く穴を開けています。
また前回の中日新聞杯は、折り合いを欠きながら4着。当時の鞍上岩田康誠騎手はメンバー構成的にハイペースになると控えたのだと思いますが、まさかのスローペース。逃げるか番手なら勝ち負けだったと思います。
今回は関西馬での成績が抜群なうえ、折り合い難しい馬に騎乗させれば天下一品の津村騎手への乗り替わり。きっと手が合うと思います。
その津村騎手は中山金杯当日が35歳のバースデー。
ちなみに12年前の京都金杯もタマモサポートで勝っていて、勝てば丑年の東西金杯制覇となります。



その他人気馬の寸評
ココロノトウダイ
(戦ってきたメンバーレベルが低い。ハンデは恵まれたがそれは力不足ということ)
ダーリントンホール
(目標にしたチャレンジカップを使えなかったように、まだ緩さを感じる仕上がり。休む前に息遣いが荒かった点も気になる)



まとめ
◎ショウナンバルディ
〇テリトーリアル
▲ディープボンド
△カデナ
△ヴァンケドミンゴ
△ウインイクシード


参考の買い目

2021年01月05日 中山 11R 15時35分 日刊スポ賞中山金杯(G3)
◯:1枠 2番 テリトーリアル
◎:3枠 5番 ショウナンバルディ
△:3枠 6番 カデナ
▲:6枠 11番 ディープボンド
△:7枠 14番 ヴァンケドミンゴ
△:8枠 16番 ウインイクシード
-----------------------------------
馬券  :ワイド
買い方 :ボックス
指定方式:馬番
組合わせ:3点
購入金額:600円
馬/組番:3組
2, 5, 11
各200円(合計 600円)
-----------------------------------
-----------------------------------
馬券  :ワイド
買い方 :フォーメーション
指定方式:馬番
組合わせ:6点
購入金額:600円
馬/組番:6組
馬1:2, 5
馬2:6, 14, 16

各100円(合計 600円)
-----------------------------------
-----------------------------------
馬券  :3連複
買い方 :フォーメーション
指定方式:馬番
組合わせ:16点
購入金額:1,600円
馬/組番:16組
馬1:2, 5
馬2:2, 5, 6, 11, 14, 16
馬3:2, 5, 6, 11, 14, 16
各100円(合計 1,600円)
-----------------------------------
-----------------------------------
馬券  :馬連
買い方 :フォーメーション
指定方式:馬番
組合わせ:12点
購入金額:1,200円
馬/組番:12組
馬1:2, 5, 11
馬2:2, 5, 6, 11, 14, 16

各100円(合計 1,200円)
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+α の京都金杯予想


◎ラセット
(中京芝1600mはリピーターコース。となればピースワンパラディだが、ポートアイランドステークスで0.1秒差負けのこの馬との斤量差が当時と2kg変わるだけに立場逆転できると思う。鞭に過剰に反応して斜行してしまう癖があるが、リゲルステークスでは比較的まっすぐ走れていた。年男加藤祥太騎手の初重賞制覇に期待)
〇タイセイビジョン
(マイルチャンピオンシップは外枠で壁を作れず不完全燃焼。秋以降Wコース調教でバリバリ追えていて体質強化が著しい。多少上がりがかかったほうが良いだけに、中京コースはピッタリ。今回も外枠だが壁を作って折り合えれば)
▲ケイアイノーテック
(タイセイビジョン、ラセットと近走の対戦成績は五分。人気のバランス的にはピースワンパラディ、シュリより面白いと思う。2年8ヵ月勝っていないが、3着候補には欠かせない)
△シュリ
△ピースワンパラディ
△メイケイダイハード


参考の買い目

2021年01月05日 中京 11R 15時45分 スポニチ賞京都金杯(G3)
▲:1枠 1番 ケイアイノーテック
△:2枠 4番 ピースワンパラディ
△:3枠 5番 メイケイダイハード
△:5枠 10番 シュリ
◎:6枠 12番 ラセット
◯:7枠 14番 タイセイビジョン
-----------------------------------
馬券  :ワイド
買い方 :ながし
指定方式:馬番
組合わせ:5点
購入金額:1,000円
馬/組番:12ー**
軸:12
相手:1, 4, 5, 10, 14
各200円(合計 1,000円)
-----------------------------------
-----------------------------------
馬券  :ワイド
買い方 :通常
指定方式:馬番
組合わせ:1点
購入金額:200円
馬/組番:1ー14
1ー14
200円
-----------------------------------
-----------------------------------
馬券  :ワイド
買い方 :ながし
指定方式:馬番
組合わせ:3点
購入金額:300円
馬/組番:14ー**
軸:14
相手:4, 5, 10
各100円(合計 300円)
-----------------------------------
-----------------------------------
馬券  :3連複
買い方 :フォーメーション
指定方式:馬番
組合わせ:16点
購入金額:1,600円
馬/組番:16組
馬1:12, 14
馬2:1, 4, 5, 10, 12, 14
馬3:1, 4, 5, 10, 12, 14
各100円(合計 1,600円)
-----------------------------------
-----------------------------------
馬券  :馬連
買い方 :フォーメーション
指定方式:馬番
組合わせ:9点
購入金額:900円
馬/組番:9組
馬1:12, 14
馬2:1, 4, 5, 10, 12, 14

各100円(合計 900円)
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そして今回もサービスで、出だしの部分を無料公開しちゃいます。



3日間競馬中日の重賞は中京競馬場芝1600mで行われる「シンザン記念」。

史上2頭目の三冠馬シンザンの功績がたたえられ、1967年に創設されたシンザン記念も今年で55回目を迎えます。

シンザン産駒のシンザン記念制覇は過去にありません(1971年のシングンの2着が最高)。
また創設以来クラシック勝利馬が出ず、昭和時代はクラッシクへの登竜門ならぬ鬼門と言われていました。
しかし平成になってからは活躍馬を多数輩出。シンザン記念勝馬の牡馬クラッシク勝ち馬は2002年のタニノギムレットだけですが、牝馬は2012年のジェンティルドンナ、2018年のアーモンドアイが牝馬三冠を達成。2着3着馬からもジュエラーやマルセリーナやダイワスカーレットの桜花賞馬が出現。名牝への登竜門と言われるようになりました。


そんなシンザン記念ですが、史上初めて中京競馬場で行われます。

競馬場がいつもと変わることで使えるデータ、使えないデータがあると思うので、吟味しながら予想を立ててみます。


まず枠順。
以下は改修工事後(2012年以降)の1回中京(冬の中京)芝1600mの
「単勝オッズ2桁倍率馬の馬券対象内に入った枠順別の回数」です。

1枠 6回
2枠 10回
3枠 7回
4枠 10回
5枠 8回
6枠 11回
7枠 10回
8枠 10回

内外の差はあまりありません。

ただ展開によって枠順の有利不利が変わってきます。
*「スローな展開だと、内の先行馬が穴を開ける」←今回はこっちになりそう?
「ハイペースだと、外の差し馬が穴を開ける」
傾向があります。



次に臨戦過程

「レース間隔は2ヵ月半以内」
過去10年で馬券対象になった30頭中29頭が該当。例外はアーモンドアイの3ヵ月ぶり。



そして一番重要なのが、ステップレース。。。。。。



この超ボリューミーな予想の続きを御所望の方は。


こちらからどーぞ。




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