トレード

政治や野球をちょいちょい雑談テイストで語る男性。

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最近の記事

書評 「野党第一党 保守二大政党に抗した30年」を読んで

野党第一党を研究し尽くしてるジャーナリスト尾中香尚里さんの著書である。 基本的には立憲民主党へのエールでもあり、今後の立憲民主党に何が求められるかを示す良書である。 その中で触れられていたのは、平成の野党の歴史は基本的には改革保守対民主リベラルの争いであったということだ。 今の立憲と維新の対立もそうだし、かつての民主党はそれが党内対立としてずっとあり続けた。 こういう歴史を振り返ることは、非常に大事である反面、個人的にそこで思ったことを記していこうと思う  1.なぜ

    • 今井るる問題の衝撃…

      いてもたってもいられずに、noteに久々に記した。 最悪どころか極悪の事態を招いたと言ってもいいだろう。 そこで、今回のことをしっかりと今できる範囲で検証したいと思う。 1.今回の時系列 ただでさえ、民主系列から自民党へいくことはハレーションが起きやすい。 そして、今までの離党劇は「冷却期間」は存在した。 総務大臣をやってる松本剛明も民主党離党から自民党に入党するまで2年の月日を要してる。 何かと嫌われる細野や長島ですら、最初は小池さんとの連携から始まってる。  自

      • 泉代表への提案

        立憲民主党、いや野党第一党にとって4年ぶりのフルスペック代表選挙。 結果として泉健太さんが代表に選ばれた。 決まったからにはできる範囲で支えていく。 その中で、泉代表に提案したいことをnoteに書き出してみた。 1.目玉政策と分かりやすい言葉を今回の立憲民主党は代表選の候補4人とも『理念や政策は間違ってない』と強調してた。 だけれども、山花さんが東京新聞のインタビューに答えてたが『目玉政策がなかった』ことでボヤけちゃった側面もある。 これは安田真理さんがもっと詳し

        • 自分が国民民主党の党勢拡大を図るなら…

          昨日、立憲民主党の新代表に泉健太さんが選出された。決まったからにはノーサイド、全員で頑張ることだ。 野党共闘に関しては、1人区は一本化する方針に変わらないので、それ以外のことは3年かけて見直せばいい。 で、問題は国民民主党である。玉木さんは、1年前に合流してればポスト枝野の筆頭で今頃泉さんのポジションにいたことは容易に想像できる。 それどころか小川淳也にも抜かれかねないという現実は本人にとって複雑そのものだ。 これで国民民主党の存在意義はかなり薄れた。 党勢拡大とい

          国民民主とれいわが「粘った」わけ

          今回の衆院選の自分にとっての一番の驚きは、国民民主とれいわ新撰組が予想以上に比例で議席を獲得し、粘ったことである。 それを今回は紐解いていこうと思う。 1.国民民主党の場合まず、国民民主党の「改革中道」「対決より解決」路線が支持されたわけではない。 得票率も2年前の参院選から2.4%落ちており、得票数も348万票から259万票と25%も減ってる。 改革志向の有権者は普通に維新に行っちゃうし、保守票はほとんどが自民党に投票する。 「国民民主党がいい」と評価されることは

          国民民主とれいわが「粘った」わけ

          立憲民主党は衆院選、なぜ負けたのか?

          今回の衆院選、立憲民主党は負けた。 それをまとめようと思う。 1.野党共闘は失敗だったのか。これはハッキリと違うと断言できる。 少なくとも勝負になった選挙区は今までよりも圧倒的に増えた。 では、それでもなぜ上手くいかなかったのか? それは「覚悟」が弱かったからだと思う。 自民党は今回、過去3回の衆院選に比べて危機感は半端じゃなかった。 そして、「比例は公明党」を今まで以上に連呼して、選挙事務所にも公明党のポスターを貼り、「こんなところまで回るんか」というぐらいあ

          立憲民主党は衆院選、なぜ負けたのか?

          山本太郎騒動〜東京8区編〜

          昨日から、野党界隈を賑わせてる山本太郎騒動。 まず、大前提に自分は山本太郎の今回の行動は大反対である。 東京新聞にリークさせて、しかも野党一本化したら余裕で勝てるところに強引に乗り込んでる訳だから、何一つとして擁護できるものはない。 石原伸晃をやたらと過大評価してた山本太郎。 しかし、言っちゃあれだが、政治家としてはもう「一丁あがり」の人だから、影響力も前ほどではない。下村博文ですら、今後は上がり目があるかと言われたら…というレベル。 そこと対決しても何の意味がある

          山本太郎騒動〜東京8区編〜

          野党一本化これから必要な選挙区はどこ?

          野党共闘…確かに進んでないように見えますが、なんやかんやで着実に進んでます。 現在、立憲と共産で競合してる選挙区が70近くありますが、その中で本当に一本化が必要な選挙区はどこなのかを検証しました。 1.九州ブロックここで絶対に一本化が必要なのは福岡5区と福岡9区です。 福岡5区は前回の衆院選は野党票を合算すれば2355票差。しかも、保守分裂で、立憲の候補者は女性候補なので十分にチャンスがあります。 一方、地元市議も認めるほど調整が上手くいってないのは福岡9区です。

          野党一本化これから必要な選挙区はどこ?

          本多平直問題への複雑な思い

          「50歳と14歳が性交したら…」(本多氏自身はこの言葉事態も置き換えられてると主張)で一気に窮地にやられた本多平直議員。 ただ、率直に言えば論点があまりにもありすぎるのも事実で、自分自身も複雑な感情を抱いてる。明確な結論は出ない自己満文章だが、思いをまとめるために。 1.今回の処分への見解本多議員への処分は「党員資格停止1年」「公認取り消し」という内容。これは正式に決まったものではない。 ただ、犯罪を犯した訳でもなく、非公式の会合での発言でこんな処分を下したら、やってい

          本多平直問題への複雑な思い