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「ピークエンドの法則」…デートは別れ際に全力を注げ!


はじめに

マーケティングの仕事や、ビジネスをしていると、やたら「ピークエンドの法則」という話が出る。
体験のピークをどこに持ってくるかが大事なんだよとか、ピークはいいんだけど、エンド微妙なんだよなとか、かそんな感じだ。

さて、嫁ちゃんよ。
「ピークエンドの法則」とは何かわかるかな?
毎回これを聞いているが、おそらくピークとエンドに関係ないので、もうやめようかとちょっと思っちゃう。そんな気分になっちゃうね。

ピークエンドの法則とは、シンプルに言うと
人間って、何かを体験したりするときに、
 めっちゃ盛り上がるところと、終わりの印象しか覚えていない
」ということだ。

うまく理解すると、人間関係を省エネでコントロールできたり、最高のデートの演出もお手のものになる。ような気がする。

ということで、「ピークエンドの法則」について解説しよう!


3つのデートを考えみよう

3つのデートを例にあげてみよう。

①彼氏早起き(+1)→映画普通(0)→料理がめっちゃおいしい(+2)→夜景スポットで彼氏と喧嘩(-1)

②彼氏早起き(+1)→映画の意見対立で激しく喧嘩(-2)→料理おいしい(+1)→夜景がロマンティック(+1)

③彼氏遅刻で喧嘩(-1)→映画めっちゃ感動して共感(+2)→料理まずい(-1)→夜景がロマンティック(+1)


想像してみよう。

どれが一番デート後に思い出したときに、今日はいい一日だったと思えるか。おそらく③じゃないかな?

①は、もう最後の体験の印象が強すぎて、イライラして、嫌なデートだったと思うんじゃないかな?どんなに料理が美味しくても台無しだ。

②は、印象に残っているのが、夜景はきれいだったけど、なんか映画で意見合わなくて、残念だったなと言う感じだろうか?

③は、映画めっちゃ良かったし、なんか最後もロマンティックで素敵な一日だったなという、いい感じにいいところだけを思い出せるはずだ。


これがピークエンドの法則だ。
一番印象深い経験と、最後の経験だけ良ければ、全体が良かったと感じられる。

逆に、一番印象深い経験が微妙だったり、特に最後の体験が良くないと、もう1日が台無しな気持ちになってしまう。


日常で使いやすい「ピークエンドの法則」

例えば、嫌なことがめっちゃ多かった一日の最後には、
「よし、今日は大好きなチョコレート食べて、東方パインのLiveをみて盛り上がろう!」とすれば、その日はいい日に変えられる。

あと、旦那の晩御飯をできるだけ手抜きしたいときには、
メインのおかずだけ、旦那の好みのものにして、後は適当にして、最後にビールでもつけておけば、旦那は「あれ、腕上げた?最高だよ」と上機嫌で、缶ビールをプシュプシュしながら、「ボーナスでブランドバッグ買っちゃうよ~」とポロッと言ってくれるかもしれない。


嫁ちゃん。ちなみに、今日会社で嫌なことがあって、すんごく辛いんだけど、楽しいピークとエンドを作るために、ぜひ鬼滅の刃のコスプレを一緒にしてくれないだろうか。


今日の夫婦関係円満テクニック 「最後はチュッ♥」

激しく喧嘩をすることもあるだろう。夫婦なんだから。
どうしても変な空気で終わりそうなこともあるだろう。
そんなときは、強引にでもいいから
「好きな相手としか、こんなに喧嘩しないんだからね。チュッ♥」としてみると、
旦那は、「お、おう。俺もや。どや、ワイの布団来るか?」と素晴らしいエンドを演出できることでしょう。

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