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デロンギ 全自動エスプレッソマシンECAM23420SB修理します。その3
抽出ユニットの組み立て
![](https://assets.st-note.com/img/1726062110-PM8fYEiqVzN7bRylkxs3vSIL.jpg?width=1200)
洗浄、乾燥が終わりましたので組み立てを始めます。
1 シャワーヘッドの取り付け取り付け
![](https://assets.st-note.com/img/1726064575-LZj5Ta8hIYUAvtwXG6qzpcMx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726062209-Oc9JlkaymGfMIje3DVQC5iwU.jpg?width=1200)
シャワーヘッド(ステンレスの穴がたくさん空いた丸い金属部品)を取り付けます。
シャワーヘッドは変形すると使い物にならなくなるので、変形しないように気をつけてネジの締め付けを行って下さい。
電動ドライバーではなく、手動ドライバーを使いましょう。
ネジを締めていき止まったら2回位クイクイと増締めすれば大丈夫だと思います。
2 Oリングの取り付け
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![](https://assets.st-note.com/img/1726062639-mN3keMfRiO47bvChlUZLnD0H.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726062885-ukXdGy9B8DJxHgV6TF2t4Ra0.jpg?width=1200)
新品のOリングを2個嵌め込みます。
そしてOリングに食品用グリースを塗ります。
Oリングの劣化を遅延させる為と、滑りを良くし抽出を手助けるためです。
今回、購入したOリングとグリースはこちら⬇️
![](https://assets.st-note.com/img/1725987495-ckTFuaWvwKLIhQNObmeiSryn.png?width=1200)
Oリングは正規品と同等サイズです。
![](https://assets.st-note.com/img/1726172959-NGCFwPU8xT0lukd2yZqXonbf.jpg?width=1200)
グリースは食品用グリースでNSF´H1´認証取得できている安心安全なグリースを使いましょう。
アマゾンでも販売していますので、よろしければご購入ください。
3 抽出軸と稼働足の組み立て
![](https://assets.st-note.com/img/1726111273-kVp8Qiox7X9HzSnqg5JIYNET.jpg?width=1200)
円筒型のパーツに組み立てた抽出軸を入れ戻します。
この時に抽出軸の向きに注意して下さい。
正しく入れ戻さないと、稼働足のギアと噛み合いません。
![](https://assets.st-note.com/img/1726116182-3HcNT8SYvQtAqWG5siMepD47.jpg?width=1200)
赤いボタンが2つ付いているパーツに、稼働足を2個組直していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1726116038-8RXJPCbG6ZrV940loWdaInTu.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726112838-jNOKXo3AHFG2lRMt6DQVuLCE.jpg?width=1200)
この時、ギアの噛み合せに注意して下さい。
抽出軸、稼働足全てのギアがきちんと組み合ってないと、抽出ユニットが正常に作動しません。
4 圧縮したコーヒー粉の排出パーツの組み立て
![](https://assets.st-note.com/img/1726118964-LjJvmlcgUZ9t4PEbD2eaNpoz.jpg?width=1200)
バネを向きを合わせて嵌め込みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1726128862-v1NsGFcwJ4BZiO0LQbDpXyEf.jpg?width=1200)
圧縮したコーヒーを排出するパーツを嵌め込みます。
パーツの軸を根元まできっちりと嵌め込みましょう。
(画像の赤丸部分)
嵌め込みが甘いと組上がった時に抜けてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1726216548-1GohgvmF7LyAi6suTDMXVbJl.jpg?width=1200)
排出パーツを手で矢印の方向に動かし、シャワーヘッド中央辺りで止めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1726217748-42IT9PsuHxMUdQq7YEjanvD3.jpg?width=1200)
排出パーツを止めた状態で稼働足を組み込んだ赤いボタンが2つ付いた部品と組み合わせます。
各ギアをきちんと組み合わせましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1726217063-zFZacYEotOhKSp2GC09njvT7.jpg?width=1200)
組み合わせる時にストッパーゴムが付いていることを確認しましょう。
小さい部品で外れやすいので、外れて落下したり、無くしたりするので注意してください。
5 ネジ留め、そして完成
![](https://assets.st-note.com/img/1726217921-9IQ8OJkfBrWdSu5CKEqYD2js.jpg?width=1200)
ストッパーが付いている事を確認したらネジ留めします。
![](https://assets.st-note.com/img/1726218112-4swPCbBeMUYNihxytWGjkR7L.jpg?width=1200)
全てのネジ留めをキチンとしましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1726218251-YjxIJsXgqSbANeiMLmQuK08h.jpg?width=1200)
これでオーバーホール完成です。
YouTubeの動画を参考にさせてもらっています。
よろしければ、そちらもご覧下さい。
参考YouTube動画はこちら⬇️
次回からは本体のオーバーホールをやっていきます。
ではでは。