デロンギ 全自動エスプレッソマシンECAM23420SB修理します。その3
抽出ユニットの組み立て
洗浄、乾燥が終わりましたので組み立てを始めます。
1 シャワーヘッドの取り付け取り付け
シャワーヘッド(ステンレスの穴がたくさん空いた丸い金属部品)を取り付けます。
シャワーヘッドは変形すると使い物にならなくなるので、変形しないように気をつけてネジの締め付けを行って下さい。
電動ドライバーではなく、手動ドライバーを使いましょう。
ネジを締めていき止まったら2回位クイクイと増締めすれば大丈夫だと思います。
2 Oリングの取り付け
新品のOリングを2個嵌め込みます。
そしてOリングに食品用グリースを塗ります。
Oリングの劣化を遅延させる為と、滑りを良くし抽出を手助けるためです。
今回、購入したOリングとグリースはこちら⬇️
Oリングは正規品と同等サイズです。
グリースは食品用グリースでNSF´H1´認証取得できている安心安全なグリースを使いましょう。
アマゾンでも販売していますので、よろしければご購入ください。
3 抽出軸と稼働足の組み立て
円筒型のパーツに組み立てた抽出軸を入れ戻します。
この時に抽出軸の向きに注意して下さい。
正しく入れ戻さないと、稼働足のギアと噛み合いません。
赤いボタンが2つ付いているパーツに、稼働足を2個組直していきます。
この時、ギアの噛み合せに注意して下さい。
抽出軸、稼働足全てのギアがきちんと組み合ってないと、抽出ユニットが正常に作動しません。
4 圧縮したコーヒー粉の排出パーツの組み立て
バネを向きを合わせて嵌め込みます。
圧縮したコーヒーを排出するパーツを嵌め込みます。
パーツの軸を根元まできっちりと嵌め込みましょう。
(画像の赤丸部分)
嵌め込みが甘いと組上がった時に抜けてしまいます。
排出パーツを手で矢印の方向に動かし、シャワーヘッド中央辺りで止めます。
排出パーツを止めた状態で稼働足を組み込んだ赤いボタンが2つ付いた部品と組み合わせます。
各ギアをきちんと組み合わせましょう。
組み合わせる時にストッパーゴムが付いていることを確認しましょう。
小さい部品で外れやすいので、外れて落下したり、無くしたりするので注意してください。
5 ネジ留め、そして完成
ストッパーが付いている事を確認したらネジ留めします。
全てのネジ留めをキチンとしましょう。
これでオーバーホール完成です。
YouTubeの動画を参考にさせてもらっています。
よろしければ、そちらもご覧下さい。
参考YouTube動画はこちら⬇️
次回からは本体のオーバーホールをやっていきます。
ではでは。