[Pythonで自動化]社内説明で挙げる”時短だけではない”業務自動化のメリット7点
クリエイティブとしてコードとその周辺業務のことをnoteで発表しています。
でも、普段のパソコン操作をプログラミングするなんて、かえって大変になるんじゃない?
…という風に考えてやる気をなくしがちですが、やる気が出そうなことを思いつく限りあげますので、よかったら目を通して、やる気を出すか、社内説明でほかの人のやる気をあげるなどご利用ください。
1.時短はメリットの最低ライン
手作業で2分(120秒)やっていた作業が10秒に短縮するコードを2時間(7200秒)かけて作ったとします。
であれば、次から110秒の時短になります。
2時間のコード作成作業は66回目に報われます(かけた分の時間が償却されます)。
週1回(月4回)の作業なら1年4か月後(=16か月後=66週後)に報われます。
時短効果薄い?いいえ。時短は最低ラインです。
時短以外にも効果があります。
この1年4か月の間、入力ミスは0で、マウスを動かす距離やクリック回数は減るし、かなり集中してなくても大丈夫になります。
夕方や週末、またはよく眠れなかった日の翌朝など、疲れているときは、ログイン操作1つとっても、こめかみに力を入れているときがありませんでしょうか。
この、こめかみへ力入れる回数を減らしてくれるのが自動化です。
2.お茶の時間が生まれる
自動実行中は、マウスやキーボードから手を放して、お茶飲んでてもいいんです。
自分で自動化した場合は「してやったり」という気持ちでお茶をすすれます。
この自分をねぎらう時間というのは、仕事を続ける上で必要なことです。
3.類似の作業の実行を申し出ることができる
一旦自動化しておけば、類似の作業に転用できる。
この転用の作業が15分で終わった場合、転用元のコード作成作業にかかった時間の償却がはかどります。
2時間15分かけて週に1回の作業を2つ110秒時短したとしたら、コード作成時間分が償却されるのは前述1.の項目に記載した計算の半分の8か月になります。
自分のことを役に立つ人間だと、うまく見せていきましょう。
4.やり直してほしいと言われた時に対応できる
一旦自動化しておけば、上司などがいつもと違う業務リズムで同じことをやってほしそうな様子をみつけた時に「またか?こんちくしょー!」と思うことなく、気軽に「やりますよ!」と言える。なんてスマート!
ニヤリでもニコニコでも本気の笑顔で「やります」と言えたら、自分も周りも気持ちいいですよね。
5.作業頻度(回数)を増やす提案ができる
自動化できていれば、週1の作業を週2にする提案もできる。
仕事を増やして圧倒的な量をやったら、その量を数えて、うやうやしく上司に報告して評価をUPしましょう。なんでもいいから数えておくことは大事です。
レポーティングの場合は「毎週〇百項目を集約してレポートしています」「元は〇〇万レコードから抽出したデータをレポートしています※」といったことを言っていけます。
※コンテンツが数万点あるサイトで、サイトが提供するランキングをみつけ、そこに上位にあがっているコンテンツを集めて分析した場合などは嘘にはならない…と思う。
6.社内で自動化を広める提案ができる
オープンソース開発者さんたちがgit hubでやってることをちまちまとやってるイメージで、,pyファイルを社内を巻き込んで整理・分類・共有することで生産性があがるんじゃないでしょうか。
ひと昔前のhtmlのように、社内のみんなが少しづつ使える言語としてpythonがある状態になれば、経営者にも喜ばれるんじゃないでしょうか。
7.社内で自動化エバンジェリスト、パイオニアの地位を得る
RPAツールと同じ強みを、あなたが持つことができる。
あなたに技術をシェアしてもらった人は、新しいことにチャレンジできたと喜ぶ。
社内で自動化エバンジェリスト、パイオニアとして勉強会を開催できれば、社内ブランディングから、次のチャンス(ビッグプロジェクトかな?昇進かな?)も得られるはずです。
どのくらい勉強してコード書いてるの?
ちょっとだけ浅く勉強しました。詳細はこのnote。
Python関係の記事は、エクセルVBAと比べると、英文での情報提供が多かったり、アカデミックな雰囲気。
もっと業務感のあるものであれば、自分で書けるかなって思ったんです。
日々の仕事効率化に励むどこかの誰かが時短できて喜んでくれるといいかなということで書いています。
会社では、SEとしてもエンジニアとして扱われていません。でも、転職してエンジニアとしてやっていくのは大変そうなので、エンジニア諸氏と比べて自分の給料は安いと思います。
ですから、時短をできた!という方は、率直にジュース代程度ご支援いただけたら助かります。よろしくお願いいたします。