「行けたら行く」 ポルトガル語ワンポイントレッスン リリアン・トミヤマ 月刊ピンドラーマ2024年5月号
科学者のジョゼ・ガリジア・トゥンディージ(José Galizia Tundisi)によると、ローマで行われた環境心理学調査によって、公園の近くに住む子どもは攻撃性が低くなることが示されたとのことです。興味深いですね。自然との接触のおかげで幸福な子どもになり、その結果、幸福な大人になるのだと、私は思います。
このことで私が思い出すのは、フランスの歌手マクシム・ル・フォレスティエ(Maxime Le Forestier)の「Date Limite」という曲です。この曲はまさにこうした幼少期を描いています。
そして、あなたは公園がお好きですか?
サンパウロで、私の意見ですが、イビラプエラ公園はもっとも有名な公園のひとつです。行ったことがありますか?私が明日イビラプエラ公園を散策しましょうと誘うのに対して、あなたは「行けたら行く」と答えたいとき、ポルトガル語でどう言うでしょうか?
これが今月のアドバイスです。
と言います。
例文を見てみましょう。
とても重要な注意点ですが、この表現はカジュアルな招待や場面で使われるインフォーマルな表現です。
今月もお読みいただきありがとうございました。冒頭で自然について話しましたが、ちょっと興味深い話をひとつ。ラベンダーの香りについてです。ラベンダーは「Seiva de Alfazema」という香水のベースになっています。この香水は安くてブラジルじゅうの薬局にあります(おしゃれなお店では売っていません)。ジボダン社によると、ブラジル人はこの香りに容易に気が付くそうです。1943年に発売され、ブラジル北東部で多く消費されます(売上の65%)。パッケージもほとんど変わっていなくて、花でいっぱいの籠を持った農村の女性と、背景に雪で覆われた山と青空が描かれています。宗教心に篤いアフリカ系ブラジル人の多くは、この香りが身体と環境を純化すると信じています。このため、サルバドールのボンフィン教会の階段お清め式で使われています。もしあなたに薬局へ行きましょうと誘われたら、私はこう言います。
Se der, eu vou ☺
月刊ピンドラーマ2024年5月号表紙
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