格闘ゲーム好きは注目! サンパウロで格闘ゲーム大会「コミテ・アレーナ2024」開催 優勝者は来年度の世界大会出場権を獲得 月刊ピンドラーマ2024年10月号
「コミテ・アレーナ(COMITÊ ARENA)」は、格闘ゲームのファンには目が離せないブラジル最大の格闘ゲーム大会です。今年も8月23日から25日までサンパウロ市のニッケイパラセホテルで開催され、約1,000人がブラジル全土のみならずアルゼンチン、コロンビア、チリからも来場し、熱戦が繰り広げられました。
同イベントを組織するスタッフの一人が自らもプレーヤーとして参加している村山英二マークさん(43歳、ムラサン健康食品社長)です。主催者のパブロ・ロペスさん(42歳、ボリビアのサンタクルス生)とともに、「オンラインゲームが増えたとはいえ、格闘ゲームは“オフライン”で仲間と意見交換することも必要」との意見で一致し、米国で開催されてきた世界規模の格闘ゲーム大会EVOにインスピレーションを得て、ファンが一堂に会する同イベントが結成されました。「今後はさらに他州にも同イベントを拡大していきたい」とパブロさんは意気込みを語ります。
今年は第2回目で、「ストリートファイター6」や「Mortal Kombat」など、全15種類の格闘ゲームのトーナメント戦が実施され、試合はインターネットでも生中継されました。「ザ・キング・オフ・ファイターズXV」の優勝者には(株)SNKから来年度のワールドチャンピオンのファイナリスト試合の出場権、「鉄拳8」の優勝者にはバンダイナムコグループから来年度のワールドツアーへの出場権と勝ち点が贈られました(いずれも航空券と滞在費込)。会場には、30年前から最新のゲームまでプレーできるスペースや来場者が好きなゲームを持ち込めるフリースペースも設けられ、愛好家たちで盛り上がりました。
コミテ・アレーナは年に一回の開催ですが、日ごろからオフラインで格闘ゲームをする各グループも結成されています。村山さんも『格闘(Kakutō)』というレトロ格闘ゲームの集まりを開催し、大型イベントでの覇者を狙って余暇は仲間と腕を磨いています。
月刊ピンドラーマ2024年10月号表紙
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