「目を通します」 ポルトガル語ワンポイントレッスン リリアン・トミヤマ 月刊ピンドラーマ2024年6月号
「世界が懸念していること(What worries the world)」調査が、3月22日から4月5日にかけて、16歳から74歳の25,302人を対象に、オンラインで行われました。この調査によれば世界の最大の懸念はインフレです。
今度はブラジル人だけを対象にした他の調査を見てみましょう。イプソスの調査によると、健康がブラジル人の懸念事項ナンバーワンであることがわかります。第2位は犯罪と暴力で、第3位は貧困と不平等です。
正直、政治家にはこういった数字を研究し、解決策とそれに向けた行動を真剣に考えてもらいたいものです。表面的に見るだけというのはやめてほしいです。
さて、「見る」ということについてですが、「目を通します」をポルトガル語で何と言うでしょうか?
と言います。
例文を見てみましょう。
今月もお読みいただきありがとうございました。「見る」ことについて言うと、ブラジルではブラジル文学の古典を刷新するという運動が起きていて、それは若者にとってより容易で魅力的な書き方で書くというものです。日本ではどうですか?このような変化が起きていますか?私はこういうのは気に入りませんね。USP(サンパウロ大学)文学部のアルシデス・ヴィラッサ(Alcides Villaça)教授の言うことに私は同意します。曰く、「古典こそが、はやいものと易しいものに慣れ親しんだ若者の視座を刷新することができるのである。古典こそが、文学の美しさを我々に教えるのである。若者のために古典作品を変えるべきではない。やるべきことは、若者が味わい方を学べるように、古典の美しさをありのままの姿で示すことである」と。
月刊ピンドラーマ2024年6月号表紙
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