「Outra coisa」~ビジネスのポルトガル語~ ポルトガル語ワンポイントレッスン リリアン・トミヤマ 月刊ピンドラーマ2024年11月号
ボサノヴァの古典的名曲「イパネマの娘(Garota de Ipanema)」は1963年にフィリップス・レコードから発売されました。その後まもなく北米市場で発売され大成功を収めました。トム・ジョビン、アストラッド・ジルベルト、スタン・ゲッツはこの曲を広めるのに貢献した偉大なアーティストたちです。大変な成功だったので、1964年、リオのディアリオ・デ・ノティシア紙では、「『イパネマの娘』は売上の王者である。ビートルズの『ア・ハード・デイズ・ナイト』を超えた」と発表しました。
ただ個人的には、曲が「Olha que coisa mais linda」で始まっていることに好奇心をそそられます。例えば「Olha que moça mais linda」という単語ではなく、「coisa」という単語を使っているのです。
要は、私たちは「coisa」という単語をものすごく多く使っていて、ブラジルの会社で働く方は、「outra coisa」という表現を使っているのにお気づきだと思います。
ブラジル人は話題を変えるために「outra coisa」と言うのです。
上の会話では、マリアが話題を変えたことがわかりますね。話題変更を示すために「Outra coisa」を使っています。
少しくだけた言い方をしたい場合は、「Mudando de assunto」を使うこともできます。先の会話は以下のようになります。
今月もお読みいただきありがとうございました。みなさんにアドバイスをひとつ。
Estude português...Outra coisa: escute músicas brasileiras.
月刊ピンドラーマ2024年11月号表紙
#海外生活 #海外 #海外旅行 #語学
#ブラジル #ポルトガル語 #サンパウロ
#月刊ピンドラーマ #ピンドラーマ
#リリアン・トミヤマ