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失敗だらけのドイツ旅行

2022年10月〜11月にかけてドイツに行きました!
初めてのドイツ旅&ドイツ語話せない私でも楽しかったです。

今回の旅行をキラキラコーティングしたものがこちらになります⇩

この動画はトラブル全部省いているんですが実はドイツで色々ありました。失敗談とプチトラブルを下記に綴ったのでよかったら反面教師にしてください。

(アホなことしてるな〜って温かい目で見てね!!)


カフェのトイレで閉じ込められる

ドイツのカフェに行った時のこと。
食事を終えてからお手洗いを借りました。
その時に鍵が開かず出られなくなってしまったのです。

トイレに行ったらまず鍵を閉めますよね?
何を当たり前のことを…と思うかもしれませんが、ドイツの鍵事情を簡単に説明します。

ドイツではドアの外側から鍵を開けて、中に入り内側から再度鍵を閉めます。手でカチッと閉めるタイプではなく、内側からも鍵を使って施錠するのです。通常お店のトイレであれば日本と同じ仕様ですが、カフェの建物は古く、玄関ドアと同じように洗面所も内側から鍵を使って施錠しなければなりませんでした。

私が行ったカフェの洗面所&トイレの間取りはこんな感じです。(設計図もどきで失礼します⇩)

トイレを利用する時は洗面所側から鍵を閉めます。何度も鍵を回して、ようやく施錠できました。

鍵をかけるとき①
鍵をかけるとき②

開ける時(外に出る時)は挿しっぱにしていた鍵を回して開ける仕組みです。

いざ出ようとして鍵を回すと開けられないことに気がつきました。何分か格闘していると店員さんが気づいたのか外側のドアから色々とアドバイスをくれました。しかし鍵が回らず全く開く気配がありません。

心配した店員さんが外から周り、トイレの小窓から鍵を渡してほしいと言われました。しかし小窓の網戸は固定されていて開けることができません…

店員さんが『網戸を破るためにナイフを持ってくる!』と言い出したので、よくよく網戸を見ると補修された跡が!そこに少し穴が空いていて、隙間から鍵を渡すことができました。


鍵を渡す図inトイレ

店員さんが外側のドアから何度か鍵を回してくれて、ようやく外に出られました。外に…出られた…!

店員さん曰くドアも鍵も古くて開かなくなってしまった(?)ようです。別の店でも似たようなことがあったそうで『本当ごめんね〜!(意訳)』と言われました。

少しだけ言い訳させてもらうと、実はドイツでは「あるある」のトラブルのようです。鍵を開けるのも閉めるのもコツがいるので外国人は苦労する人が多く、ドイツ人もたまに締め出されるらしい…

でも本当一生出られないかと思って焦りました😂
外に出られてヨカッタ!!


日本に帰れない

これは完全に自分のミスです。
ドイツに入国することばかり考えていて、日本に帰国する時のことを考えていませんでした。久しぶりの海外なのになぜか余裕こいてたやつ…

YouTubeでは何事もなく帰国した風を装っていますが、実はトラブル続きでした。

まずハンブルク〜フランクフルト便の到着が遅れ、荷物受け取りも時間がかかり、フランクフルトでのチェックイン列も1時間くらい並びました。

本当は乗り換え3時間半くらいあったのにチェックインギリギリの時間に。。

ようやくカウンターで自分の番になって「陰性証明書or接種証明書がないとチェックインできない」と言われ、どちらも用意してなかったことに気づきます。

あ…死んだ…

空港で絶望する図

チェックインしようとしていた便がその日の最終便だったため、空港のPCRをしても間に合わないとのこと。ちなみに1時間くらいで結果が出る一番早いPCRは100ユーロくらいです。まぁそれですら飛行機には間に合わないのですが。。

結局その日はフランクフルトで一泊しました。
実家にある接種記録を写真で送ってもらい、翌日の飛行機で帰ることに。

今まで海外行ってこういうトラブルを起こしたことがなかったのでかなり落ち込みました。カウンターの人はすごく丁寧に対応してくれて申し訳なかったです。色々お手間を取らせてしまいました。

しかもこの日は飛行機で帰るだけの予定だったのでスウェット&ほぼすっぴんみたいな格好でした。色々疲れてボロボロだし、自分のミスで帰れない情けなさ…

空港ファッションの図

そんなボロボロの状態でひとまずホテルに向かいます。予約したヒルトンガーデンインは空港直結のホテル、というか空港の中にあるホテルでした。エスカレーターで上がって行くとHiltonの看板が見えてきました。

Hilton Garden Inn

受付の方はすごく優しくて丁寧な人でした。重たいスーツケースを抱えてホテルに到着したとき、どれだけホッとしたことか…せっかくならスウェットで来たくなかったよ…

お部屋まではエレベーターで上がります。部屋は清潔でとても綺麗でした。ベッドもふかふかでバスルームもピカピカ。慣れないことで疲れて頭が回らなくなってきました。

これだけ見たらただの贅沢

寂しくてTVをつけたらNHK Worldで『フロッピーディスクの歴史』をやっていました。ドイツで日本のフロッピーディスクについて学ぶ……

そのあと姉に電話で愚痴ってゲラゲラ笑われたり、替えのヒートテックが無くてバスタブで手洗いしたりしました。とても虚しい。

ヤケになってお土産用のチョコレートを食べ、お土産用のハンドクリームで手を無駄に保湿しました。とりあえず満足です。

家族から実家にある接種記録をラインで送ってもらい、それを元にvisit Japan webを登録して、翌日の便を取りました。そう、書類があればめちゃめちゃスムーズな作業なのです。

visit Japan web

Visit Japanの確認もできたしようやく安心です。
海外から帰国するときは本当気をつけてください…

(これは2022年11月の情報なので必ず最新情報を調べてから行ってください🥺ピンチャマみたいにはならないでね…)


朝ご飯はホテルのすぐ下にあるスタバでテイクアウトしました。適当に頼んだらヴィーガンのサンドウィッチだと判明(食べてから気づいた)。

お肉が食べたかった…🍖

スタバ

その後ホテルをチェックアウト→空港のチェックイン。
ここまでの流れはすごくスムーズです。でも保安検査はバカ混んでて1時間以上並びました。そのくせ出国審査は5分くらいで終わったの謎。

搭乗時刻が近づいて焦っていたら、出国審査の人に「歩いても余裕あるんだから大丈夫だよ😅」と宥められました。(たしかにゲートまですぐだった)

その後はトラブルもなく、無事に帰国しました。
本当にヨカッタ!!!


その他:プチトラブル


①ユニクロのセーターちっちゃくした

バカみたいなセーター

そのまま洗濯機にぶち込んだら笑えるくらいちっちゃくなってしまいました。韓国アイドルもびっくりのクロップド丈です。のりで固めたフェルト生地みたい。


②高級街でマダムのゲップを耳元で聞く

口元を抑えるマダム

買うつもりもないのに高級ショッピング街を見に行きました。シャネルやディオール、セリーヌ、カルティエが立ち並ぶストリートです。一連のブランドを見てブラックピンクじゃん!とはしゃいでいたら、マダムがすれ違いざまにゲップをしました。小綺麗なマダムは恥ずかしそうに口元に手を抑えて「Oops!」と言いながらフェードアウトしていきました。耳元で他人のゲップを聞いたのは初めてで衝撃的でしたが、予定通り何も買わずに帰宅しました。

(⇩現場)


こうして振り返ってみると、なんだかんだトラブルも楽しかったです。dm(ドラッグストア)また行きたい。

〜FIN〜


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