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ご近所フォト散歩を楽しむ

こんにちは
カメラ販売員のケシクンです。
今回は『ご近所フォト散歩』の素晴らしさについて語りたいと思います。
最初にみなさんに質問です。

『何を撮りたくてカメラを買いましたか?』

海外の素晴らしい街並みを撮りたい。
北海道の大自然を撮りたい。
沖縄のきれいなビーチを撮りたい。

目の前に『素晴らしい景色』がないと写真を撮る価値が無いと考える人は、意外に多いような気がします。
そのように考える人がいるとしたら今回は
『ちょっとした提案』
をさせてもらいたいと思います。

もちろん僕も素晴らしい景色を撮りたいと思う事もあります。

しかしそれだけが写真ではない!
という事を知ってほしいです。

僕の写真をカメラ販売の仲間に見せたら
『ケシクンの写真は電線だらけだね
とディスられた事があります(笑)

路地やらレトロ好きの僕の写真には、確かに電線ばかり写っていて、見る人によっては
『なんじゃこりゃ』
って写真なんだけど
電線のある風景が、今の東京のありのままの姿なんだと思います。
嫌でも写ってしまう電線ですが、そのうち地下に埋められて無くなってしまう日が来るかもしれない。
仮に30年後世界から電線と電柱が一切消えたとしたら、、、、
この電線だらけの写真も
『味があっていいね』
と言われるんじゃないかと思うんです。

世の中進化のスピードが速く、昨日あったモノが急に無くなったり、大好きなお店が閉店したり、当たり前に存在する僕らの日常というのは本当は
かけがえのないもの
なんじゃないかな、って思います。

だから僕はパンフォーカスで撮るのが好きです。(ボケが無く近くから遠くまでピントが合っているように見える撮り方)

さりげなく撮った写真の背景に懐かしいモノが写っていたり、忘れかけた思い出を呼び起こすカギになったり。

みなさんも昔の写真を見ながら、そのように感じた事があるのではないでしょうか。

それを意図的にやるのが
『ご近所フォト散歩』
の目的のひとつであります。

もちろん他にもメリットがあります。
一眼レフやミラーレスを旅行で使う人には
『ご近所フォト散歩』が写真の練習にもなり
いざ本番で『最適な撮り方』を瞬発的に行うことが出来ます。

カメラってチョイチョイ触ってないと、使い方忘れちゃったり、光の読み方や構図の感覚が鈍ってしまう懸念もあります。

普段からカメラの操作に慣れて、尚且つ感性を研ぎ澄ましていれば、本番はバッチリ完璧!

みなさんも是非『ご近所フォト散歩』をトライしてみて下さい!


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