羽田🇯🇵JALサクララウンジ&フィンエアー🇫🇮ビジネスシート

2025年1月19日 18:53

これまで、羽田からは旅先に思いを馳せながらこのサクララウンジにいることが多かったので、フィンランドに移住後、ヘルシンキに帰る前に名残り惜しい気持ちで居ることになるとは思いませんでした。
今回は出発前にヘルシンキ空港のラウンジを紹介してきたので、帰りは羽田空港のサクララウンジの思い出も紹介しようと思います。
今度、初めて羽田発のJALだけどラウンジどんな感じかな？などという方の参考になると嬉しいです。
また、往路に続き復路でもフィンエアーでビジネスシートだったのですが、席の違いをレビューします。

JALサクララウンジ

ヘルシンキへはフィンランドの航空会社FINNAIR（フィンエアー）のフライトで向かいます。
羽田の国際線、ゲート前にあるJALのサクララウンジは、JALとフィンエアーがアライアンスを結んでいることもあり、メンバーシップやチケット種別によって利用が可能です。

施設

施設内部をご紹介します。
wifiがあるのと、電源は有り無し両方の席があります。
かなり広いので電源席の取り合いになる事は繁忙期でなければ少なそうです。

ドリンク

やはり、サクララウンジといえば自動ビアサーバー。
私がお酒好きなのでそんな写真ばかりですが、コーヒーやお茶などソフトドリンクも豊富です。

フード

いつも楽しみにしている、カレーとうどん、その他のお料理も美味しいです。
これが今回の滞在で最後の日本食です。
モリモリ食べていきましょう！

牛丼もあります！紅しょうが付きなのがこにくらしい(?)
前回は見かけなかったので常にあるわけではなさそうです。

サクララウンジといえばやっぱりカレー！

JAL特製のオリジナルビーフカレーは、大きな柔らかビーフがゴロゴロ入ってとても美味しいです。
羽田と成田のラウンジでしか味わえないカレーです。
最近はレトルトで購入も出来るようなのですが、やはり旅立つ前にこのラウンジで食べるこのカレーの美味しさが格別だと思います。

実食！

カレー、牛丼、うどん、酢豚に鯖の味噌煮、、、え、食べ過ぎじゃないですか？！

好きなものだらけで興奮しております。食べ過ぎなのでご飯はカレーと牛丼でシェアすることに

カレーにはスプーン（大）の上でもしっかり主張する大きさのビーフがごろごろしています。ジューシーでうまい！

牛丼とカレーがセッションしたら新たなシナジーが生まれ感動の新食感を得られるかと思いましたが、牛丼があっさり目なのもあり圧倒的にカレーが勝ってしまい、コラボ失敗でした

あっという間に完食！
隣で旦那が「もう夜8時だよ。ちょっと食べすぎじゃない？」と、ドン引きしています。
私は「だって、このあと10時のフライトでしょ。このまま寝るだけだし。」とご満悦。
彼は「フライトで晩御飯出るんだよ。」とやれやれと言った顔。
え、知らなかったー！

フィンエアービジネスシート

復路もポイント利用でフィンエアーのシートがビジネスになりました。
食べすぎてお腹も苦しいので寝転んで帰れるのはありがたいです。
前回もレビューしたので今回はあっさり目にご紹介します（過去の投稿へのリンクはこの記事の最後に）。

往路（上のグリーン）と復路（手前のグレー）で違うデザインのマリメッコのトラベルキットをもらいました

中央と窓際との差異

往路では窓側でしたが、復路では中央側で旦那と隣同士の席です。
窓側席とは窓がないくらいの違いかと思いましたが他にも違いがありました。

まずは窓の代わりに仕切りがあって、隣が家族や知人なら開けてもらえます。
誰かと一緒なら開いていると会話も楽しめて良さそうです。
仕切りを開けてくれたCAさんが、「1人でのんびりしたくなったら閉めるのでいつでも言って」とジョークを言っていました！

やはり真ん中が開くと開放感がありますね。

隣の席と乾杯もできます。
お馴染みのイッタラのシャンパーニュグラス。コレ結構お高いのですが、しれっと出てくるあたりさすがビジネスだなぁと感心

そして、中央席は伸ばした足元が窓側席より若干広いのが大きなポイントです。
窓際の時は、下に敷くマットがスペースの形にピッタリハマりましたが、中央席だとスペースの方が少し大きいです。
これは、見て気づいたのではなくて、足を伸ばして「思ったよりゆとりがある！」と体感で先に気づいたので、この差は大きいと思います。
※個人の感想です。

そして、中央だと窓側にある頭上の荷物スペースがないので仕切りが閉まっててもなお開放感があります。
わたしは狭くて自分がそのスペースにフィットする感じ（引きこもり感）も好きなのですが、オープンなのも悪くはないです。

さて、夜１０時に離陸した飛行機ですが１１時半がディナータイムでした。
当然のようにお腹がいっぱいです。
しかし、後悔はしていません。。

メインのお料理が、ローストチキンと銀鱈の煮付けから選べたので、ライトめにお魚にしました。
ほとんど食べられたけど（よく食べるなぁ）、大きなモッツァレラが一個どんと乗った前菜はほとんど食べられなかったです。
お腹に余裕があれば、あのモッツァレラチーズを後に残してワインをいただきながら映画を見たかった！

ジントニックにドライフルーツが入っていたのですが、これが良いアクセントになって美味しかったです。うちでもやりたい！

朝がやってきました。
夜はお腹がいっぱいすぎて寝られず、遅くまで映画を見ていましたが、起きていると往路の時より頻繁にCAさんがおやつを持ってきてくれたり、ドリンクを聞いてくれます。
要らないと断ろうとしていたのに、毎回、ハリボーやマリアンヌ（Fazerのミントキャンデーで私のお気に入り）やポテチなど、心がときめくものを持ってきてくれるので、ついつい手を伸ばし、ついでについついカクテルやポートワインなどお願いしてしまいました。
完全にアメリカのドラマで見るぽっちゃりキッズのようです。
帰ったらダイエットですね！

北極点通過証明書？！

着陸間際になると、CAさんが何かの紙を配りにきました。
入国の時に何か書類が必用だったかな？と受け取ると、そこには「The Northern Route Diploma」とあります。
デ、ディプロマ？
とても大層なものをいただいたようですが、文を見ると「あなたは北極点上を飛行しましたよ」という証明のようです。
往路は黒海側ルートだったのと、去年北極を通った時はなかったので最近配られているもののようです。

実は、以前は日本からはロシア上空を通り9時間程度でヘルシンキへ行けたのですが、現在はロシアを避けて、黒海を通るか北極を通るかの大回りのルートになっています。
13時間と飛行時間は長いし、燃料費も嵩むしで、当然フライトの値段も上がって良い事ないと思っていたのですが、こういう逆境を楽しむ力はホンッとフィンランドだよな！と感心します。

結局どっちの席がいいの？

結論として、ビジネスシートはゆとりのあるスペースが欲しい方は中央、できるだけ独立したセキュアな空間が欲しい場合は窓側をお勧めします。
中央席ではダンナのイビキが私の席まで聞こえてきたので（他に聞こえた人いたらごめんなさい）、もしかしたら仕切りがあっても隣の方がイビキをかいていると少し音が漏れるかもしれません。
基本的に飛行音はうるさいしイビキの音は紛れていて、さらに備え付けのヘッドホンにノイズキャンセリング機能があるので、ヘッドホンをしていれば気にならないんですけどね。
窓際で席が独立していた時は隣がダンナでも通路を挟んで分厚いパーティションがあるのでわかりませんでした。

おわりに

日本では3週間近い日程でゆっくりしてきました。
フィンランドに戻って、急に寒くて凍えるんじゃないかと思っていましたが、到着してから2〜3度で暖かく雪のない日が続き、寒波の来ていた日本の方が寒かった印象です。
今回は往復をビジネスシートでラウンジ滞在もして、空港や飛行機を堪能した旅でした！

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