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今しか見られない!フィンランドの廃墟アート展Purkutaide Ihmemaa X 2024


廃墟と共に崩れゆく作品たち

フィンランドで定期的に開催される、解体予定の廃墟をギャラリーにしたアート展。
展覧会終了後は作品も建物とともに崩れていく儚さも作品に味わいを与えているようです。

壊しちゃうから壁や床もペイントできるのが醍醐味


展示会は2024年6月1日から8月18日まで開催しています。(営業時間10-17、大人12€)
この期間、フィンランドにいる方、アート好きでヘルシンキ以外にも足を伸ばして特別な経験をしたい方におすすめです!
チケットは現地でカードでも決済できます。

開催終了後にこの記事を読んだ方は、次回開催があるかもしれないので以下の公式サイトをチェックしてくださいね!

国内の人気アーティストをはじめ今回は240組が作品を展示しています。
今回はKereva(ケレバ)の街にあるショッピングセンター跡が舞台。広さはなんと4000㎡です。

Ihmemaa X 2024にいってみました

Kerevaに到着。

入り口前には人だかりが

中にはカフェや記念アイテムが買えるようです。Tシャツとかあった気がします。

顔ハメパネルもあります笑


今回は気になった作品をとにかく羅列していきます。
壁や床、使い古されたドアなど建物の歴史と先進アートがマージし独特の空気感を生み出しています。

エスカレーターの隙間にもスプレー缶のインスタレーション?
最初に出迎えてくれるアート
浮浪者問題を提起
アンディーぽい
一つ一つスピーカーから歌声が出て全体でハーモニー
トイレもアート作品に
大人から子供まで来場し賑わっています
ポップなドット絵のようなアート
マッチングアプリで唯一の出会い(バナナ)を探す手
ポップな壁アートみたい
ピンクいっぱいで可愛い
気に入ったうさぎ
戦争問題を訴えるものも

他にもあったけど長くなるのでこのくらいで!

全体的にSNSでの拡散も意識してるのか、セルフィー映えスポットみたいな作品も多かったかな。
時代だなぁと思いました。

中にはセクシーな作品もあって、
個人的に今回の展示の中で、
"旧デパートの1フロアに突如現れた性を表現する作品前で、無垢な瞳で眺める息子さんを複雑な目で見つめるお母さん"
が1番好きで、作品とそれを取り巻く全てが作り出す深刻さと滑稽さがうまく交わってて良かったです。
写真に撮れてなくて残念!

Kerevaへのアクセス

展示会のKereva(ケレバ)まではヘルシンキ中央駅から電車で一本で50分くらい。

アクセスがシンプルなのがありがたい


Kereva駅から会場までは徒歩5分です。

Kerevaの街も緑豊かでローカルな雰囲気が感じられ、のどかで良かったのでぜひ散策もどうぞ。

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