木漏れ日に泳ぐ魚 / 恩田 陸
まるでサスペンスだった。
展開が面白く読みやすかったが、
結末はサスペンス要素というより
恋愛気づいたことの描写がわかりやすく
共感というか、問いかけられるような
なんとも言えない気持ちになった。
あえて内容に沿わず
感じたまま書いて行こうと思う。
たまに振り返って思う。
私は本当に愛しているのかな?って。
すぐに、はい!愛してます!って人ほど本当かよ。って思う捻くれ者です、私は。(笑)
悲観的でも何でもないんだけど、冷静に、あれ?結局自分のため?とか思う瞬間があるんだよ。
何か不満に思ったりするとき、だいたいその内容は自分のためだったりするから、相手にぶつける前に自問自答してみる。
そうすると、あれ?私って本当の意味で愛しているの?って。
なんなら相手も本当は自分がかわいいだけなんじゃないの?って。
結局、不満に思うなんて似た者同士なの?って。
どうしようもないから、それでまたその不満をしまい込むわけなんだけど、まだ若いんだしいっそ他にもいい場所があるんじゃないかなんて思ったりして。
あー、なんて、自分のことばかり(笑)
(上記は恋愛もとい仕事やあらゆる人間関係にも当てはまると思う)
年齢を重ねて経験していくと
本当の愛ってものがわかるようになる時が来るのかな。
優しいだけではちがうし、厳しいのも、気遣うのも、気遣わないのも違う。正解なんてないんだけど。
単純に愛することを楽しめるような大人になりたいと思う。
思えば、自然とそうなっていくはずなので願掛けを込めてここに書いておく。
PS
この本で触れられていた心情は、既に感じたことがあったので感情や見方など新しく気付かされたことはなかった。この本の登場人物も私と同世代かな?自分の弱さに気づいたところで終わっていて、私自身も着地できず、願掛けで終わったことをお詫びしておきます(笑)
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