My Interview Note 4
コロナウィルスは、現在の時点で、ニュージーランド国内のエアラインに大きく影響している。フラッグキャリアのニュージーランド航空も, ほぼすべての国際線でカット、国内線も90%以上カット。今月でニュージーランド航空は80周年記念のはずが、、ひどい誕生日になってしまった。コロナは人間よりもエアライン会社を殺していくようだ。バージンオーストラリアもニュージーから完全撤退、国内の全てエアライン、使用事業はすでに瀕死の状態である。オマケに、管制官の仕事も圧迫されて、地方空港は、管制官を置かない!なんて発表があったり。私のパイロット、管制官の友達もたくさん既に仕事を無くしてしまった。
私の会社でも、最近入社した人たちのほとんどが、高校卒業と同時にパイロットの世界に入ってくる。パイロット以外での仕事では、ほとんど経験がなく、生活費をしばらく稼ぐにも、スーパーマーケットとか、そんな仕事くらいになってしまい、非常に苦戦している。一時期、パイロット不足のため、沢山の若者が、高校卒業と同時に、政府から教育ローンを使い、パイロットの仕事に入ってきた。ただ、それだけだと、パイロット以外の仕事がなくなると、生きていけなくなってしまう。30代以上のパイロットなんかは、そんな教育ローンなんてなかった時代に他の仕事で金を稼ぎながらパイロットを目指していたので、その点は、身が軽そうに見える。私も、パイロットの前にエンジニアの経験があるので、そういった仕事であれば、まだついていけるかもしれない。これからはパイロットの仕事だけでなく、他に何かできることを探していかねば、安心してキャリアを続けることはできないのかもしれない。
Level 4 Lock downが今週からlift upされ、Level 3となったが、エアラインからしてみれば、なにも変わらない。基本的に人の動きを制限してしまったら、人を運ぶ仕事の存在意義がなくなるのだ。ニュージーランド国内を移動するには、基本的に自動車か、飛行機となるので、国内線はニュージーランド経済の生命線になっているといっても過言でない。よって、人の動きの制限がなくなれば、OKなのだが、、、。基本的に、人口の少ない国なので、外国からの観光客がいなければ、今までのような需要は出てこないし、経済も回らない。しかし、オーストラリアとスキーシーズン(8月ごろ?)を見込んで交通を開けようとしているようなので、これが実現すれば多少は需要が戻るだろう。そこから、さらに、どこまで安全に国外にバブルを広げていくか、そこが問題になってくるのだろう。パイロット プラス 何か。私は何をするべきか??
8. Have you applied for another airline?
日本の文化から考えると嫌な質問。海外の会社では結構聞かれることがある。一番やっていはいけないことは嘘を言ってはいけない。もしほかの会社に応募してるのであればその旨をいうべき。この質問の意図は、この面接を失敗した時の事を考えているのか?、またはセカンダリープランはあるのかどうか聞いています。けっして会社はあなたのroyalty(忠誠心) を求めているわけではない。なんのバックアッププランも考えないような人はパイロットに適していないと判断されてしまうので、かならずセカンダリープランは持っておくべきだと思います。
いつも思うことですが、会社の面接は、お見合いと同じだと思う。いくら私が、好きでも、彼女が嫌い!なんて思ってたら、絶対に成立しない。悲しいけど。たとえ、あなたがとても良い人でも同じ。そこを理解してくれないのであれば無理でしょう。諦めて次に行くべきだと思う。だから、面接では会社と自信をもって対等に接するべきで、下手に出る必要は全く無い。あなたにとっても、その会社を評価するチャンスだと思う。
Yes, I have applied OOO Airways. My dream is flying a jet. To make my dream come true, I have to have an alternate plan.
似たような質問で以下のようなものがあります。
What will you do if you don’t get in?
正直に答えるべき。もしほかに他社を受けていなければ、それでも良いが、もし落ちた時の事は、必ず聞かれるので答えを用意しておくべきだと思う。
I haven't applied other airlines yet. But, If I failed the interview, I might re apply to your company or apply to OOO Airline.
9. Have you ever had to sacrifice in your career?
あなたがパイロットキャリア形成して行く中で、何を犠牲にしてきましたか?ということだが、これは今までの仕事に対するDedicationの強さを見ていると思える。あなたが今までに、パイロットとして働くため、沢山の時間と、膨大なお金、家族に対するプレッシャーは相当なものだったに違いない。それを答えれば良い。
Yes, I've had many sacrifices. I have spent more than OO years and 90.000$ to train myself being a pilot. I left my parents in Japan. Just so many things. So, that's why I have strong dedication to my job.
DedicationはYour Strength( 長所)の一つだと思える。Dedication ・Sacrificesとの関係を自分なりに考えてみてはいかがでしょうか?
10. What would your friend say about you?
「あなたの友達はあなたの事をなんて言っていますか?」単純に考えると、あなたの長所と短所は何ですか?ということ。これは一見簡単そうな質問に考えてしまいますが、ぜひ周りの友達や、ほかの良く知っているパイロットや教官に実際に尋ねておくべきだと思う。意外と自分の知らない良いところや悪いところを知ることができる良いチャンスだ。できれば自身の上司、同僚、後輩にすべてに聞いておくべき。これを使って今までの上記の質問と照らし合わせてみると面白いかもしれません。これもよく聞かれる質問なのでノートか何かに書いておいて、聞かれたらノートを開いて答えるのも良いでしょう。私はそうしていました。ノートに書いておいたら覚えておく必要もない。ポジティブなフィードバックとネガティブなフィードバック 二つを用意しておくのが良いと思う。ただネガティブな部分は、すこしでもポジティブになるように、努力していて、少しづつですが良くなってきています、というような事を付け加える。弱点が分かっているのに何もしていないのであればそれは絶対に面接官から突っ込まれると思う。
All of my training captain said to me that I am a hard worker and a dedicated person. One of my manager described me as most generous captain in the company. Some of my colleague said to me I am friendly and easy to get along. Some of cabin attendants describe me as funny and cute? But, some people said I tend to be over cautious. I know that it frustrates some people sometimes.
over cautiousとは「注意深すぎ」ということだが、長所とも短所ともなりかねない。
この後に、私は必ず英語の事を付け加えている。英語が母国語でない場合は、付けくわえた方が良い。最近では、クルーの編成自体が、国際色豊かになってきており、英語が共通語( common language ) であると、英語が母国語のクルーとそうでないクルーの間に、僅かながらコミュニケーションに食い違いが出る時がある。それがCRM上問題になることがある。でも世界的にこのMulti cultural crew environmentは既に当たり前になってきており、それに対する研究も行われている。だから、英語が母国語でなければ、我々は言語を弱点として捉え、常に勉強する義務があり、母国語であれば、母国語でない人たちの英語を聞く努力をする義務がある。なので言語に対する不安は素直に弱点として捉え、ちゃんと雇用者に話すべき。 また、実際に私が失敗した面接では、ここの事を強く指摘を受けた。
I was really disappointed when my instructor told me that i had disadvantages in terms of "communication skill" due to my English dialogue. I've knew that problem for long time. I've been practicing English for long. I have an English lesson every week and joined a Toast master class so that I could have a confidence to speak English in front of public.
こんな感じで弱点に対してどのような努力,対策をしているか実例を挙げて説明すれば大丈夫!
ちなみにToast Master というのは、多数の人たちの前で、演説などをします。人前でネイティブたちを相手に、自分の意見を述べたりするんですが、良い練習になると思う。かなり難易度はあるが、トライしてみる価値はあると思う。私も3年程やっていた。発音が悪いと、本当に通じない事を嫌というほど知らされたが、人前で英語を話す度胸と自信が持てるようになったのが良かった。Broken Englishだが、相手に通じればいいのだ。言語はコミュニケーションのToolにすぎないから、、、と割り切っている。