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【朝日航洋および中日本航空】ドクターヘリも夢じゃない!ヘリコプター自社養成パイロット制度とは。

こちらの既に、月刊誌や各種航空系メディアで何度も紹介されている制度となっていますが、固定翼機パイロット志望者の中にもまだまだ知らない向きが沢山いると思いますので紹介します。

自社養成パイロット制度の正式名称は(1)朝日航洋認定操縦訓練生制度および(2)中日本航空奨学訓練生制度となっています。

(1)については、東京ヘリポートに所在する日本フライトセーフティ社を指定訓練校として、当該訓練校が募集した新人訓練生の中から希望者に選抜試験を実施。選抜合格者に訓練費の内、1000万円を貸付し、入社後8年朝日航洋にて乗務した場合、返済を免除する制度となっています。現状は27歳以下が対象。(参照:以下公式webサイト)

(2)については、同じく東京ヘリポートに所在する日本フライトセーフティ社を指定訓練校として、同校で自家用回転翼操縦訓練を修了した訓練生のうち、希望者に選抜試験を実施。選抜合格者に、事業用操縦訓練費として1000万円を中日本航空が貸与。入社後一定期間で返済免除となっています。現状は26歳以下が対象。(参照:以下公式webサイト)

ヘリコプターパイロットは、養成ソースが非常に限られているため、固定翼機のライセンシーに比べて、求人倍率は非常に低くなっている様です。その為、取得したライセンスが紙切れになるというリスクも非常に低く、実はおすすめの空を飛ぶ仕事でもあります。その代わり、正直給与はエアラインと比べて低いです。※業界では良い会社で年齢=給与と言われています。

(余談ですが、筆者もVFRで地表に近いところを飛んだり、人の役に立っているという肌感覚が強いヘリの仕事に憧れることも多々あります。)

さらに、今回紹介した制度は、高額の訓練費用が採用企業持ちになるという優れた制度。応募してみてはいかがでしょうか。

尚、日本フライトセーフティ社は、説明会を随時開催しており、昨年就活をサポートした学生曰く、当日希望者向けに1万円で10分程度で東京へリポート〜運河地帯〜中央区上空〜東京へリポートに戻ってくる体験フライトをロビンソンにて開催している様です。こちらも空を飛ぶってどんな感覚なんだろうと一次情報を集めるには有効ですので、ぜひ足を運んでみてください。

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