お金のつかいどころ。
私の家の近くを走る国道は、県を南北に縦断し、物流を支えています。昼夜問わず、トラックがひっきりなしに走る交通量の多い道路です。
そのせいか、道路の痛みが激しいです。白線はすぐ消えてなくなるし、コンクリートは粉砕され、砂利道のようになっている箇所もある。
今日も車で走っていて、ここは未舗装路かと驚いたほどです。
国道なので道路の管理は当然国でしょう。
管理するからには修繕しなければならない。
修繕するにはお金がかかる。
全国にいくつ国道があるのか知らないですが、修繕を待つ箇所が膨大であることは、容易に想像できます。
税金は様々なことに使われています。
子育てに、教育に、医療に。
高齢者福祉に、国防に、ゴミ処理に。
国民の生活の根本を支えている。
それでも道路は直さなければならないと思う。
一部政治家が声高に叫ぶ「無駄の削減」には、一定の理があると思う。
だけど、無駄ではないところまで削減してはいけない。
難しいけれど、適切な使い途を考えられる政治家を選ぶことが、私たちにできることだと思います。