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【開催報告】#ピルコンルーム no.40「性をsayする #ピルコンユースフェス ~社会を変えるアクションの現在地~」

ピルコンのnoteを開いていただき、ありがとうございます!ピルコン学生インターンのごっしーと、フェローのたかりなです。
このnoteでは、ピルコンが主催するユース世代向けオンラインイベント「#ピルコンルーム」のレポートをお届けします😊

💡オンラインイベント「#ピルコンルーム」って?
NPO法人ピルコンが主催するオンラインイベント「#ピルコンルーム」。大学生や若手社会人などのユース世代を対象に、身近な性をテーマに安心して語り合いたい方向けに定期開催しているイベントです。

ピルコンでは、9月21日(土)14時より、 #ピルコンルーム no.40「性をsayする #ピルコンユースフェス  ~社会を変えるアクションの現在地~」を、対面・オンラインで開催しました!

ゲストには、性に関して異なる方面から活動されているフロントランナーとして、
⭐️U30世代のための政治メディア「NO YOUTH NO JAPAN」代表の能條桃子さん
⭐️ジェンダー課題に声を上げる男性を増やす「男性アクティビストを増やす会」Kenさん
⭐️ポリアモリーに関する発信や交流会の主催を行っている「ポリーラウンジ」きのコさん
の3名をお招きし、お話を伺いました。

また、トークセッション後はワークとディスカッションを実施し、参加者同士で「社会を変えるアクション」について考えました💭

今回のイベントに参加できなかった方、今後イベント参加を迷っている方、もちろん参加してくださった方も、ぜひ最後までお付き合いいただけますと嬉しいです✨


ユース参加者による活動紹介

当日は、ゲストによるトークセッションの前に、参加者の方を代表して、4名のユースの方に、ご自身の活動について発表していただきました!

ユース参加者による発表の様子

発表者の方には、活動のきっかけとなった問題意識、現在の活動内容、今後の展望をお話いただきました。4名の方それぞれが、自らの経験や気づきをアクションに繋げていて、聞いている私たちも「こんなふうに活動していきたい!」とエンパワーされました!
発表にご協力いただいた皆様、ありがとうございました✨

トークセッション

ゲストトークでは、社会を変える多様なアクションに挑戦しているゲストから、ゲストご自身の実体験を交えたリアルなトークが展開されました。特に、活動を始めたきっかけや活動をしていく上で大切にしていることを、ご自身の経験を踏まえ、参加者に共有してもらいました。

身近な社会からアクションを起こしてみる。そうすれば、失敗しても大きなダメージを受けない」と、まずは小さくともアクションを起こしてみる経験をする大事さや、「自分のケアを大事にしてほしい。活動は、自分自身のためにやっている」と、活動を継続させる上で大切なメンタルケアについてもお話を伺いました。

また「継続することが大事」と社会を変えるアクションを起こすためには、活動を続けていく姿勢、続けている仲間や環境を整えていく準備も必要になると、これから社会変革を起こしたい参加者に実践的な視点でノウハウを共有してくださりました。
これからの活動に向けて勇気づけられた参加者の方も多いのではないでしょうか。

Q&Aタイム

当日は、事前に参加者から頂いた質問を取り上げた後、会場で参加者の方から寄せられた質問も取り上げました!
ここでは、質問と回答の一部を共有します✨

Q.(能條さんへの質問)活動を始めた時、知識がないと話されていましたが、活動をする上での知識や運営のノウハウはどうやって習得していったのですか?
A.行き当たりばったりです。取り組んでいるテーマに関する情報は、メンバーで調べて、勉強会をしたりしていました。また、運営については、上手くいっている団体からアドバイスをもらったりしていました。

Q.(Kenさんへの質問)学内でアクションを起こしたいと思っているのですが、どのような準備が必要ですか?
A.課題によりますが、仲間を集めたり、活動に関する情報発信が大切になってくると思います。また、学校側に変化を求める場合は、学内で意思決定権を持ってるキーパーソンを見つけ、交渉することも必要になってきます。

沢山の質問・コメントを届けてくださった皆さま、本当にありがとうございました🙌

グループワーク

イベント後半では、自分の好きなものからアクションの方法を考えるワークを行いました!

グループワークの様子

ワーク中は、自分の好きなものや趣味を紹介しあいながら、和気あいあいとアクションのアイデアを話し合っている様子が見られました。
また、参加者の方からは「やってみたいことを話しているうちに、自分もエンパワーされた!」という感想もいただきました😊

グループワークで出た意見を、模造紙にまとめました!
好きなことと関心を組み合わせて、様々なアイディアが誕生しました🌱

ワーク終了後には、どのグループにも、たくさんのアイデアが書かれた模造紙が広がっていました✨
見ているだけでも、なんだかワクワクしてきますね!

ディスカッション

イベント終盤には、トークセッションやグループワークを振り返って、印象に残った内容や、今後の活動に活かしていきたいことをシェアしました。
参加者の中には「グループワークで考えたアクションに、実際に取り組んでみたい!」という方も多く、今回のイベントが今後の皆様の活動に少しでも役立つことができれば嬉しいなと思いました🥰
イベントにご参加いただいた皆様、ゲストの皆様、本当にありがとうございました!

参加者の声

・登壇された方が活動を始める際にどのように勉強したかについてお話されていたことが役立った。特に、発表のために調べ、話す準備をすることが印象に残った。
・性に関する活動をしているユースの方が集まる会というものは新鮮でしたが、自分が欲しいのはこれだ!!と思いました。今後も続けていっていただけると嬉しいです!
・グループアクションでのそれぞれ異なる人たちの意見を聞く場が、個人的にはとても楽しかったです。ありがとうございました。

アンケートにご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
またお会いできることを心より楽しみにしております🙏

最後まで読んでくださってありがとうございました!ピルコンルームでは、性について安心して語り合いたい、一緒に考える仲間がほしいユース世代のご参加をお待ちしております。イベントの後にはアットホームな交流会「ほうかごピルコン」も開催しているので、性や性教育について気軽に話せる仲間がほしい方におすすめです。(ちなみに、ピルコンのイベント告知はinstagram等各種SNSやPeatixで通知を受け取ることができますよ👀リンクは本記事の最後に記載しています。)

ぜひ、次回のイベントでお会いしましょう!

ピルコンからのお知らせ

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それでは次回もお楽しみに! 
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この記事を書いた人
・ごっしー
早稲田大学文化構想学部4年生。生まれた環境や性別にかかわらず、全ての人が正しい性の知識や望む手段にアクセスできる社会を目指して、ピルコンフェロー/インターンとして活動中。

・たかりな
千葉大学大学院教育学研究科2年生・夜間中学教員。台湾留学を通して、台湾ではジェンダーに関わることについてオープンに男女で語り合う風景を見て、日本のジェンダーを語ることのタブー意識の強さに衝撃を受け、月経教育を中心にジェンダーについて性別関係なく安心して相談できる社会づくりの実現に向け活動中。

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